これは音楽に限らないのですが。
さっき図書館に行く途中、回転する刃で道路を切る作業の横を通り過ぎました。
こういう音ってものすごく興味深いです。
同時に色んなピッチの音が出ています。
それを全体として聴いたり、バラバラに分けて聴いたり、色々な聴き方をしてみる。
勿論ピッチだけでなく、音の質感を感じるのもいいですね。
道路工事の音は音楽ではないけれど、その音そのものをじっくり聴いてみる。
ある種、瞑想的な聴き方。
で音楽ですが、音楽を聴くときも時にこんな風に聴いてみる。
構造理解とかしてしまっても別にいいのですが、純粋に音そのものを知覚として楽しむことを主にして聴いてみる。
うまく説明しにくいですが、全く日常的な感覚の延長で知覚を鋭敏にする、深める。
理解しようとしたり、意味を捉えようとする方向とは別の「そのまま」をそのまま進める感じです。
そういうところに新しい発見、というかずっと目の前(耳の横?)に転がっていた盲点だったものに気づくヒントみたいなのがある気がします。
抽象的なような即物的なような話ですが。