タイトルだと?でしょうか。
音を能動的に思い浮かべる訓練です。
単音でも和音でも出来ます。
最初の音を適当に決めます。
例えばG。
能動的な絶対音感のある人はそのまま思い浮かべ、現時点で無い人は楽器などで確認してから音を消して頭の中で鳴らします。
そのGをスタートにしてスケールを思い浮かべたり、コードを思い浮かべたり、ランダムに別の音に飛んでみたり、を頭の中で聴きます。
声は出さないでやります。
クリアにピッチを思い浮かべられますか?
あやしいと思ったら、思い浮かべようとしている音を楽器で確認して物理的に聴きます。
歌で楽器でもそうですが、譜面がある時もない時も大事なのは出す前にその音を正確に思い浮かべることです。
自分でピッチを作る必要のある歌や楽器は勿論ですが、調律された鍵盤楽器であってもそうです。
鍵盤楽器の場合、ちゃんと思い浮かべて弾かないと、調律が正しくても音痴に聞こえたりします。
現状で絶対音感はあるけれど相対意識が薄い人は、次の音を思い浮かべるときに音程幅をよく意識するようにします。
現状で絶対音感は無いけれど相対意識はしっかりしている人は、次の音、和音を思い浮かべるときに相対幅と同時に実音(の音名)も意識します。
絶対音感の育成になります。
どちらも弱い人は、最初の音を決めて次の音に行ったら、その都度最初の音に戻る、をまずやるといいでしょう。
声も楽器も、物理的な試行錯誤以上に(勿論、発声や楽器の基礎練習は大事ですが)頭の中で正確な音を鳴らして聴くことが重要です。