ぺらこやでした(グルーヴ解体新書)2 | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
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1ではグルーヴにとって「掘る」が重要なのを再確認。


グルーヴはどこで感じる、作るかという問いには参加者の皆さんが「腰のあたり」と回答。

そう、腰ですね。


最近読んだ河野智聖さんの身体操作の本によると、腰椎の5番がリズムと関係するそうです。

仙骨のすぐ上、腰椎としては一番下ですね。

背骨全体を皿回しの棒とすれば、この辺が動きを与える手の位置ということでしょう。


動きが大きければいいというわけでもないですね。

フラフープなんかもそうでしょうが、最小の動きで回転させ続けられるコツがあるでしょう。

腰や骨盤まわりが固まってると、どうしてもムダな動きが出てしまう気がします。


なので今回もお尻歩き(坐骨歩き)を、椅子に座ったまま少し。


股関節を動きやすくしておくのもいいと思います。

この日はやりませんでしたが、腰で縦横8の字(クローバー)を一筆書きしたり、相撲の腰割りもいいですね。


以前の「グルーヴの正体」の時もやりましたが「2拍3連歩き」も全員で。

「たんたんたん」と言いながら、「たんた」「んたん」の2拍子で歩きます。

面白い感覚で、なぜか動きがやわらかくなり、グルーヴしやすくなると思います。


あと、身体の軸がちゃんと通ってると、やはりノリはよくなりますね。

単に「姿勢を正す」意識だと固まってしまう人も多いようなので、操り人形のように「上から吊られる」感覚(スカイフック感覚)がラクでしょう。

そして上から吊られつつ、腰と地球の中心を繋いでおく感じ。



グルーヴしやすいコツはまだまだ色々あると思いますが、この辺で。


またこの題材、テーマにすることもあると思います。