楽に、ラクに。 | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。

青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

一生懸命やるトレーニングって、何であれ、充実感がありますよね(笑)

でも自己満足で終わってしまうことも多いのでは?とも思います。


何かが出来るようになるとき、一生懸命やって出来るようになるかと言うと、結構疑問かも。


一見、一生懸命やって出来るようになったこと、実は一生懸命さが抜けてフッと「いい加減」になったときに出来るような気がします。

あるいは最初から「楽しんでやれてる」場合。


どうでしょう。


ちょっと抽象的??


イヤートレーニングなんかもそうだと思います。


相対音感は一生懸命「でも」大丈夫かとは思います。

つまりそれほどリラックスしてなくても分かる、作れるようにはなる、ということです。

言語的、表面的、記号的な処理でもわかるので。

でもリラックスしているに越したことはないと思います。


絶対音感、直接的なピッチの方は「一生懸命」ではあまり上手くいかないんじゃないかと。


以前はよく、絶対音感習得は7歳くらいまでの子どもしか習得出来ない、とされていました。

年齢の壁が厳然としてあると。

でも何のことはない、自然にリラックス出来ているかどうか、実はただそれだけのことなのでは?とも思います。


1つの単音(Cなり、Aなり)をロングトーンでリラックスして聴く。耳を傾ける。

こんなこと、大人の普通の生活の中ではしないですね(笑)

でもこのポワーンとした、瞑想的な?ある意味「夢」みたいな意識が、ピッチをそのまま聴く時には大事かと思います。

子どもの時とか冷蔵庫の音をじっと聞いたことありませんか?

あの感じに似てるかも。

より、動物的な聴き方かもしれません。

記号化しない、「生」な聴き方、聞こえ方ではあると思います。

音と一体化してしまう、主客未分な状態。(ちと大袈裟か)

私が音を聴いているのか、音が私を聴いているのか、、、(笑)


そこまでラクにリラックスしてピッチと一体化してると、ピッチを覚えるのも、出すのもスムーズに。


何かとパーフェクトピッチの話になっちゃいますが、深いリラックスがある方が、音楽を文化的背景を突き抜けて?知覚として(も)深く楽しめると思うのです。


深く、ラクに、沈潜、、。


自分にも言い聞かせつつ。