パーフェクトピッチ | 耳トレtsingmoo青木肇のブログ

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完全音感(絶対音感&相対音感)指導。聴音、ジャズピアノ、ジャズボーカル、スキャット、アカペラベース、英語発音指導。アカペラバンドクリニック。
ピアノ、アカペラ、合唱、リコーダー、カリンバアレンジなど。
http://tsingmoo.web.wox.cc
青木肇tsingmoo@yahoo.co.jp

今このタイトルで書いている途中で内容が消えてしましました!


時々あるのですが、自分で書いている文章の単語に勝手に「ササっとサーチ」という機能が働いて検索が始まってどこかへ飛んで行ってしまい、戻ってくるともう原稿は消えている、、


この機能そのものを消したいところです。

使うことはないので。


さて「パーフェクトピッチ」とカタカナで書くと何が思い浮かぶでしょうか。


おお、また「ササっとサーチ」に持って行かれるところでした(汗)


音楽だと「絶対音感」

野球だと「完投」

経済用語か何かにもあるようです。


意識の向け方でえらく意味が違いますね。


で、音楽のパーフェクトピッチ。

これはピッチ(音の高さ)そのもの(クローマ、ピッチカラー)の持つ質感を認識する力。


クローマ、ピッチカラーという言葉にも現れているように、視覚で言う「色」に近いですね。


「絶対音感」と言ってしまうとスゴそうに聞こえてしまいますが、本当はごく自然な知覚です。

「青」と呼べる範囲の色が「青」と認識できるのと同じように、Cと呼べる範囲の音がCとわかる。

それだけのことです。


「音名」という言葉に翻訳できないだけで、実は知覚はしている、という人は実は多いと思います。


よく「絶対音感をつける」という言い方をしますが、無いものを「つける」のではなく、もともと有るものを「育成する」だけです。


まずは音楽に限らず、その辺にある音をじっくり聴く、聴いてそれを頭の中ですぐ再生するのもいいです。

鳥の声、車の通過音、何でもいいです。


例えばカラスの声が聞こえたら、声が止んだらすぐ今の声を頭の中で「再生」。


こんなちょっとしたことでも、トレーニングになります。


楽器を使うのはこの延長線。


CならCの音を鍵盤などで出し、音を切ってから脳内再生。(このときは音名も意識して)

視覚(鍵盤の位置)とも関連付けておくと記憶が取り出しやすくなるでしょう。


これを繰り返すだけでも十分本格的トレーニングです。


焦って音を「連打」して聴いても効果はないです。

聴いた音を「無音の中で脳内再生」がポイントです。


地味ですが、確実に聴覚機能は高まると思います。


また文字通りの音に対するデリカシー(繊細さ、感受性)もアップします。


よかったらやってみてください。


同じ音楽を聴いて感受できるものが増えると、楽しみ、喜びも増大することと思います。