11. 川越線•八高線209系3100番台 | tshellのブログ

tshellのブログ

「鉄道」特に「撮り鉄」と「乗り鉄」を紹介します。

埼京線が直通する川越以西は、高麗川経由で八王子まで4両編成の電車が往復しています。現在は、209系3500番台とE231系3000番台ですが、2022年1月まで、209系3100番台という変わり種が走っていました。



これは埼京線の増強のために、川越線の車両置き換え用の車両に不足が生じ、JRが東京臨海高速鉄道の70-000形を6両購入したもので、民鉄の電車をJRが購入した最初のケースです。



JRは既存車両に合わせるため正面の顔を含め種々改造を施しましたが、顔には70-000の面影が残っていて直ぐ分かります。



晩年の2021年まで4両編成2編成が (中間車2両はJRが新製した ) 週2〜3回運用に入っていました。しかし経年などで故障も多く、本社に対し早期の置き換え要望が出されていたようです。



比較的地味な存在の209系3100番台ですが、無くなると分かれば、追っかけが増えるのが同業者根性で、この209系3100番台も一躍ターゲットとなり、JRは川越車両センターで撮影会を催す ( 有料 ) など、ほかの消えゆく車両同様のヒートぶりでした。