先日、AID(非配偶者間人工授精)14回目を実施したものの、
結果的に妊娠に至らず、残念な結果となってしまいました。
また、妻はAID(非配偶者間人工授精)14回目を最後に、
「これ以上の不妊治療を止め、血縁のある実子を諦める」
という決断に至りました。
もしかしたら、妻自身もいわゆる「妊娠しづらい身体(体質)」だったのかもしれません。
しかし、元々は僕自身が男性不妊(非閉塞性無精子症)であることが発覚し、取り組み始めた不妊治療。
妻自身も「妊娠しづらい身体(体質)」であるかもしれませんが、「凍結していない正常な精子」を妻に提供してあげたかったというのが本音です。
それは、もちろん夫(僕自身)である精子を含めてですが。
※「AID(非配偶者間人工授精)」を実施する際は、性感染症予防のため、提供精子(匿名性)は凍結されているものを使用します(過去の記事「不妊治療費助成とは?④~AID(非配偶者間人工授精)の現状~」参照)。
当ブログ名にもなってますが、
「(血縁のある)実子を諦める」
この決断は容易なことではありません。
「実子を諦める」という苦渋の決断に苦しむ妻を身近で見ていると、心が痛みます。
今後は、現在執筆中の記事のように「特別養子縁組」を検討していく予定です。