~前回の続き~

『AID(非配偶者間人工授精)』は、『一般不妊治療費助成』の対象外になる。

これには正直驚いた。



現在、『AID(非配偶者間人工授精)』は全国でも限られた病院(産婦人科)でしか実施することができない。

そのため、僕たち夫婦が『AID(非配偶者間人工授精)』を実施するために通院している病院(産婦人科)においても、隣の他県(車で約2~3時間程度)まで通院している。

※『クロミッド(排卵誘発剤)』の服薬といった『排卵予測』までは、かかりつけの産婦人科にて実施できます。AIDを実施する病院(産婦人科)と連携できるか事前に確認・承諾が必要です。



AID(非配偶者間人工授精)1回にかかる費用は、病院(産婦人科)によって異なるが、

僕たち夫婦の場合、
・AID1回…55,000円(税込)※保険適用外
・移動費(ガソリン代および高速道路代など)…約1万円

その他、事前に服薬する『クロミッド(排卵誘発剤)』や排卵予測に伴う検査・診察代を含むと、
※これらの検査・診察・処方薬代は、保険適用内です。

月約7~8万円にも及ぶ。
実質、『AID(非配偶者間人工授精)』1回にかかる費用である。


また、『AID(非配偶者間人工授精)』にて使用する精子は、1度凍結保存するため、精子の運動率が低下し、子どもを授かる(妊娠する)確率はわずか『3%』である。

※自然妊娠が約20%と言われています。
また、精子を凍結保存する理由としては、『長期間保存』だけでなく、クラミジアやエイズウイルスといった『性感染症』予防のためでもあります。


~続く~