朗読グループレッスン 現在、無料体験レッスン実施中!対面でもオンラインでも、どちらでもお好きな参加方法、選べます。★お問い合わせはお気軽に★鈴木優朗読・自己表現教室http://www.roudoku.jp/ 03-3704-9066 tomomi@roudoku.jp

 

図書館のおはなし会で、子どもたちに

「いーち、にー、さーん、しー、と両方のおててで2回数えたらクリスマスの日になるよ」

と伝えながら、自分でもあと20日しかないことに驚いてしまいました。



 

12月が始まって、朗読レッスンでもクリスマス朗読会に向けて練習をしています。



 ボランティアでは、3年ぶりにリアル開催された神奈川県のあーすフェスタへ。





今までは、本郷台の県立あーすプラザで開催されていましたが、今年は少し規模を縮小して

屋外の象の鼻パーク(横浜)で行われました。

広々していて、景色も良く、換気ももちろん安心で、あたたかいお天気にも恵まれましたよ。







 

あーすフェスタは、お互いの文化を紹介し合って理解を深めようというイベント。



私たちは、多言語の絵本読みきかせ、世界のあいさつ、クラフトなどなどで参加。

子どもも大人もたくさん立ち寄ってくれました。



 

読み聞かせをした「はらぺこあおむし」は、スペイン語→英語→中国語→ポルトガル語→日本語と

なんと5か国語。

繰り返される言葉で、知らない言語でも「これが 食べる という単語なのかな?」と響きを味わえるのが

多言語読みきかせの面白さ。

 

各国の言葉で翻訳されている絵本は他にもいろいろあります。




 

私は、日本語担当ですが、読む時には、他の言語とリズムを合わせてよむことを心がけています。

一番最後に読むので、言葉のバトンを受けとるという感じでしょうか。

そのまわってきたバトンを、自分のところからまた他の言語にスムーズに渡せるように。

 

もし、日本語以外の言語を勉強されている方がいたら、絵本はとってもいいテキストになりますよ~


ブルガリアの民謡や絵本も、佐藤みゆきさんとサジェさんが紹介



夜にはみなとみらいも見えました



神奈川県庁が夜ライトアップされているのに、誰も周りにいません...こんなにきれいなのにもったいない



 

そして、他の日の図書館ボランティアのはなし。

 

行ったところ、図書館が閑散としていて・・・

子供コーナーにだれもいない。

図書館の方がおっしゃるには、急に寒くなったので利用者自体が12月に入って減っているとのこと。

だれもお話会に来なかったらどうしよう、と心配していましたが

ご機嫌斜めの3歳くらいの女の子を抱っこしたお父さんが、困り顔でコーナーにいらっしゃいました。

 

「ほら!おはなししてくれるって!」

 

というお父さん。

私は待ってました!という気持ち^^

 

でも、女の子はお父さんの胸に顔をうずめて泣いています・・・。

 

プログラムでは、手遊びから始める予定でしたが、その親子しかいなかったので

「おうた一緒に歌ってくれる?」と聞いたら、答えが「しない!」だったので^^;

 

まずは絵本に変更。

「でてくるでてくる」(作・絵 岩田明子 ひかりのくに)

夜の公園では、何かが出て来て遊んでいるみたい。

一ページごとに「お砂場から出てきたものはなにかな?」と質問しながらめくっていくと、

段々女の子も顔を上げて興味を持ってくれました。

 

まだこの時も一組だったので・・・

手袋人形を変更。

「ぐるんぱのようちえん」(作:西内ミナミ 絵:堀内誠一 福音館書店)の読みきかせ。

ロングセラーのこちらの本は、ぞうのぐるんぱが自分にあったおしごとを探しに行くお話。

居場所がなかなか見つからないけれど、最後にはようやく自分でみつけることができるのです。

もうこれで、女の子のご機嫌は直り、絵本に集中していました。

お父さんもほっとした表情。

 

ここで、一組お客様が増えたので、

手遊び「トントントン クリスマス」をやり・・・(この時期にしかできません!)

またまた最初の計画から変更で「ゆきのひのうさこちゃん」(作 絵:ディック・ブルーナ 訳:いしいももこ

福音館書店)を読む。

 

幼児でも2歳か3歳か、4~5歳かで本を臨機応変に変えます。

この時は新しくやってきた女の子が2歳ほどだったので、シュールなクリスマスの本から、

うさこちゃんシリーズに変えました。

 

「ぐるんぱ」も「うさこちゃん」も私が子どものときによく読んでいた絵本です。

40年数年たっても、こうして子どもが目を輝かせて読める本って、すごい。

 

そのあとクリスマスの紙芝居を演じ、もう一度手遊びをして締めくくりました。

最後にはお客様も3組に増えてました。

 

当初、考えていた本以外にも何冊か持っていくと、その場で変えて読むことができるので

おすすめです。特にどんな年齢の子が集まるかわからない図書館おはなし会は、

しっかりしたお話の本ばかり用意したときに、あかちゃんばかりだと大変。

その逆もまたしかり。

 

あかちゃんばかりになったときのために、いつも手袋人形も持ち歩いています。

 

心の栄養を入れて・・・











師走をのりきらなくては。