井戸端カイゴ2016、第38回目の終了報告!【2016年8月開催】 | 井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

名古屋やその近郊で介護職としてがんばっている方たちが集まり、少人数で、「介護についてホンネで、真面目に、でも肩の力を抜いて語り合う」会です。

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2016年4月(第34回)以降の開催報告の詳細は、下記へ移転しました!


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皆さん、こんにちは~。お元気でしょうか。


朝はかなり暗くなってきました。
過ごしやすくなってきましたね。
お仕事は、いかがでしょうか。



さて、去る8月19日(金)の午後、

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~


の、第38回目を開催しました!



★これまでにご参加頂いた人数:50名(延べ211名)



今回は東別院の「イーブル名古屋(女性会館)」でした。


人数は、後藤含めて6名でした。初参加の方が2名いらっしゃり、馴染みの方もいらっしゃりと、今回もとっても楽しかったです。


今月も頑張って、一所懸命書きますので、もしよければ読んでくださいね。


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さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。
※男性は○○「氏」、女性は□□「さん」と表記しています。



■A氏:社会福祉法人にお勤めです。高齢者住宅での勤務がもう2年8か月になるそうです。
職場は基本、とても平和な空間らしいのですが、数か月前よりご利用者同士のトラブル等があるようです。刺激も時には必要、とおっしゃっていました。
プライベートはオリンピック三昧。今日井戸端カイゴがあるから外出したくらいで、あとはずーっと家から一歩も出ないで見てます。バドミントンが面白かった、とのことです。


■Hさん:初参加です。一般病棟(急性期)で介護職(リーダー職)をされています。
患者さんの瀕死に近い状態から始まり、徐々に回復して、退院して介護施設に移るまでの過程でお世話をさせて頂いています。
ご高齢者ばかりではなくいろんな人がいるので患者さん同士のトラブルは絶えません。
行き場をなくしてしまう患者さんも多く、ケースワーカーとか社会福祉士とかが関与して試行錯誤するんだけど、最善の答えが見つかる前に退院になってしまうことが多い。
そういう方は、またしばらくすると救急車に乗ってまた入院してきますが(笑)。
部屋も毎日替えるし、日々変化があるそうです。


(後藤)みなさん、Hさんは、今の職場はかなり長くて、もう20年になるんですよ~。

(一同)え~!すご~い!(驚)

20年ですが、長いだけです。一応介護リーダーをさせてもらっていますが、新人をどう指導していくかとか、職場内のトラブルをどう解決していくかとか、そのあたりのヒントがほしくて参加しました。


■Kさん:小規模多機能で4月からパート勤務です。長年やられているライフワークと介護と並行してお仕事をされていらっしゃいます。
最近毒づくことや発散することを覚えたそうです(^_^;)。根性もついてきたとか。
でも職場の雰囲気も、最初の「お葬式みたい」だったものが、クイズとかジェスチャーとかやって少しづつ空気が変わってきたかな、とのことです。さすがです。


■Oさん:初参加です。現在、某社会福祉法人のグループホーム(GH)で約5年勤務されています。
今はフルパート(契約職員)なのですが、後藤の紹介で、別の社会福祉法人にこの10月に転職します。今度はユニット特養です。
父の担当ケアマネさんに聞いたら、「その施設は、良いよ。」って教えてくれました。資格は介福とケアマネです。
精神科の病院で介護の仕事に目覚め、軽費老人ホームに移り、その後デイで「うつ」に。
ヘルパー2級を取って3か月老健。その後今のグループホーム。
今まで、あまり身体介護をしていないので、特養で勤まるか不安です、とのこと。
お父様は要介護1で、水・日以外大型デイに通っているそうです。楽しいから休みもタクシー使って行っちゃうそうです。次の認定で「自立」になってしまうくらい。
何とか現状維持で、と思っているそうです。


■Iさん:ただ今、失業中です。去年5月頃の参加時は、目をパンパンにはらして参加されました。精神的疾患の多い老健に勤務されていました。
職員が次々に辞め多忙を極め体調不良のため3月に入院。2週間くらいで無理して退院して仕事に出たら体調悪化した。5月に再入院した際は、少し危険な状態だったそうです。
また2週間入院となり、結果、今年6月いっぱいで退職。健康には気をつけなくてはいけないと、よくわかりました…。とおっしゃっていました。来年介福を受けられるとのこと。
今は体調も回復し楽になったので、パートで仕事探そうと思っているそうです。
某施設から「是非来てください」とは言われている。ターミナル専用のサ高住というのがあり、年間60人看取るらしい。お風呂は訪問入浴を呼んで対応する、と言っていました。色々あるんだな~と。5分で行けるサ高住。面接してもらい、採用の返事はもらった。今検討中だそうです。



以上の5名に、後藤を交えた6人でスタート!

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■今回出た主な話題は、こんな感じでした↓


①【若い職員への教育指導について】

『私の職場、職員はキャラが強い人ばかり。うまくまとめないと空中分解しちゃう。
介護職なのに、「患者さんとのコミュニケーションが嫌だ」という職員がいる。
そういう職員をどう導いていったらいいか、本当は辞めてもらう方がいいのかもしれない。でも職員も足らないし、そもそも辞めさせる権限もない。
どうやって職員のモティベーションを高め、指導していったらよいかが全く分からない。』


<参加者の意見>

・「職員の入れ替わりも激しいんですか?」


・「私が入った時は家政婦にイジメられていたし、今よりもっとキツかったと思う。でも今はより陰湿な感じですね。」


・(後藤)「”陰湿”というのは、たとえば無視したりですか?」


・「それはないです。『無視はしないでほしい。コミュニケーションが絶対に大切な仕事だから、情報共有して進めないと命の危険がある。だから、プライベートでは無視してもいいけど、仕事ではしっかり情報共有・情報交換をお願いします』と職員にはいつも言っていますから。」


・「皆さんのところも、やはり人手不足だと思いますが、『採用』ということを上層部はどう考えているんでしょうね。」


・「『採用することが怖いんだ』と思います。私の職場でも、ある事件があって職員の個別面談が行われましたが、その際に上司が「●●さんは、元々介護をしてはいけない人(適性のない人)なんだ」って。
でも、一旦採用した限りは辞めさせることが出来ないって。実際に働いてもらわないとわからないですしね。
私たちが入職してから『いい風が吹いてきた』って評価を頂いていて、その問題職員にも少し良い変化がみられる、とリーダーからも言われています。
ですが!!その”良い”態度も、”リーダーがいるときだけ”なんですね。リーダーがいないときは、もう全然違う(苦笑)。」


・「私の職場もそうですね。逆の立場ですけど。ある職員も、(リーダーの)私から見ると『出来てるじゃん』って思うのですが、私がいない時は、やれていないらしいんです…。
私より良く気がつくと思う時もあるくらいの職員なのに…。不思議なくらいです。
で、良く良く聞いてみると、どうやらサボったりしている訳でもなく、態度がそんなに悪いわけでもないみたいなんです。
単に萎縮している。本人としては何か仕事をしてるんだけど、他の誰も当人が何をやってるのか分からないので「いったい何やってるの、あの娘は?」みたいな話になってるようです。
倉庫開けたら一人で何か黙々と書いていた、とか…。


・「”人見知り”なんでしょうか?」


・「確かに、人とコミュニケーションを取るのは苦手みたいですね。」


・(後藤)「う~ん、報連相(報告・連絡・相談)を怠ってるんじゃないでしょうか。自分がどこで何をしているのかが、周りの職員にうまく伝わってないのでは?」


・「私には、『○○さんの部屋へ行ってきます』ってちゃんと言うんですけどね…。」


・「他の人に対しては言わないんでしょうね。気持ちは分ります。苦手な人に対してだと、その苦手意識が先に立って言いにくい。」


・「そう。その職員もそうみたいです。他の職員の前では、黙ってしまうみたい。」


・「全く同じタイプの若い職員がウチにもおります。上司がいる時といない時で全然違う。『教えてもらっていません』が口グセ。利用者さんのご家族に間違ったことを勝手に伝えたり。『そんなこと言ってません』って言ったり、仕事も出来ず、準備もせず、お願いしても『私出来ません』って…。コミュニケーションというか、利用者さんを楽しませることができない。すごくキャピキャピの服装で出勤してくるんだけど、職場では地味というか、なんというか…(苦笑)。


・「なんで利用者さんを楽しませることができないんだろう。介護職なのにね…。」


・「よく分ります。海水浴に行くような服装で。」


・「段取りから教えないといけない。」


・「食事介助するとき、足を組みながら、他のところを見ながらやったり。もう信じられない。」


・「そういう姿、見たら注意しますか?」


・「自分の立場で、先輩に対して注意することはできないし、注意したとしても、もう変わらないと思います。」


・「私なら、『立って介助やって』って言います。食事介助で30分後に亡くなったことがある。
詰まったのが分っているので看護師さんに危険と訴えたのですが、『食べさせて』って言われ。『だったら吸痰してください』って頼んだ。
それから一応(嚥下が)スムーズになったので『いけるかな』と思って食べさせていたら、30分後に倒れた。
1時間位心臓マッサージしたけどダメでした…。「命かかってますよ」ってことなんですよ。立ってやるのもホントは良くないんですが。


【後藤の個人的な意見】


『「若い職員をどう導けばいいのか?」若い方ばかりではないと思います。介護経験もバラバラ、これまでに受けてきた教育もバラバラ、「介護」に対する考え方(介護観)も人それぞれ違う。
そんなまとまりのない職員たちの中で、リーダーや管理者は日々頭を抱えていると思う。「どうやって職員のモティベーションを高め、指導していったらよいか?」


私の中で常に思っているのは2つ。


1つ目は、「無理なものは無理」、ってことです。あのですね、本当に「何をしても、どう指導しても効果のない方」は存在しますよ。ただ、誰が指導するかで変化することもあります。そのあたりはいろいろ試す余地はありますが、試しても効果がないなら、それは「無理」と思うべき。指導するのはあきらめる、という選択肢も、アリです。


もう1つは、職場内の「ルール」を決めるってことです。決め事です。
決めていないからできない、そういうことがあまりに多いように感じます。
これ、いつも書いていますが、特に介護の現場はそれが顕著に感じる。なぜなら、仕事そのものが日常生活の延長だから。
「こんなこと、いちいち決めなくても分かるでしょ、普通…」ということばかり。
でもね、その「普通」が人によって千差万別だから。だから始末が悪い。だから、決め事・ルールは絶対必要。


例えば、机を使ったあとは必ず拭く。履物は揃えて置く、椅子はテーブルの中に入れる。ゴミは見つけたら拾う。朝は元気に「おはようございます」と言う。職場に入る前に必ず手を洗い消毒する。毎日部屋を掃除する。その日、その瞬間の責任者は誰なのか決める。その者がフロア全体を把握するためには報連相が必要。だから利用者の状態、職員一人一人の動きなど、逐一報告すると決める…。


細かいことでも決めるべき。


職員のプライベートは、勝手にしてくれればいい。要は、職員個人の家は、どれだけ散らかっていようが関係ない。ゴミ屋敷だろうが、知ったこっちゃない。それは、各職員のプライベートな問題だから。
でも、一旦職場に出たら、それは切り替えてもらわないといけない。


職場のルール、組織のルール、チーム内の決め事を守る。それができて初めて給料を要求できるんだよ、と若い職員には教えるべきです。私はそう思います。


ルールも、一旦作ったものを完成版と考える必要など全くない。「とりあえず」作ってやってみればいい。もし不都合があれば書き足したり削除したりすればいい。日々、いや、刻々と変化させればいいと思います。」



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②【若い職員への教育指導について(2)】

『若い職員の特徴ですが、教えてもらっていないこと以外はしない。聞いていないことは見ててもしない。覚えない。言われたことしかしない。
教えながら他方でやっていることを見ない。聞いていない。全部言ってあげないとできない。どうすればいいでしょう。』


<参加者の意見>

・(後藤)「言ってあげればやるんですよね。」


・「そうです。『これをやってね。そしてこれやりながら、出来ればそれもやってね』って言えば、これもそれもやってくれる。」


・「自分自身もいっぱいいっぱいだから、なかなかそこまで言えない。」


・「でも、やっぱり言ってあげるしかない。『自分がやればいいや』だと、どんどん自分が苦しくなっていくから。」


・「どうやら学校の時、罰として掃除当番をやらされていたから、『掃除は罰としてやるもの』だと思っている人も多いようです。それから、台所の掃除もしたことないから知らない人が多い。」


・「もう、言いたくなくなるんですよね~。」


・(後藤)「部下に対してなら言えるのでは?」


・「部下でも言いたくないですよ。」


・「あ~、もう関わりたくない。っていう感じ?」


・「そう、関わりたくない。」


・(後藤)「そうなってしまいますよね。でも、1回は教えてあげてほしいですね。」


・「どうしたら良いんでしょうね。」


・「私もリーダーに、「リーダーがいる時といない時で全然仕事中の態度が違いますよ」って指摘したんだけど、「私の教育不足ですみません」で終わっちゃったから「もういいや」って。
それで話が終わっちゃうので。


・「私のところの主任も「もう言いたくない、指摘したくない」って言ってました。


【後藤の個人的な意見】

『確かに難しい課題です。正解はない。でも、経験上、これは絶対だと言えることが一つあります。
それは、「ガミガミ説教しても、絶対に良い結果にならない」こと。
これは間違いないですね。相手もストレスがたまり、こちらもイライラ。下手をすれば相手が「うつ」になって自分がパワハラ加害者に…ということも十分考えられます。
じゃあ、どうすれば?
私が今練習しているのは、ガミガミ言いたくなったとき、相手の良いところをほめたあとで、「こうすれば、もっとよくなるぞ」という風に指摘することです。
あくまで「練習中」です。ですから、つい、いきなりガミガミ言ってしまうこともあります。そういう場合は、しかたありません。後でフォローするしかありません。
また、ある方は、「割合は2対1だよ」とおっしゃっていました。つまり、良い部分を2つほめ、そのあとで改善すべきポイントを1つ指摘するという割合で指導せよ、と。
これはなかなか難しいですね…。よほど相手のことを見ていないと、できませんから。

あと、話がそれますが、これは息子に試しているのですが、とにかく刺激を与えることに重点を置いています。説教などなんの役にも立ちませんから。それが良~く分かりましたから(^_^;)。
マンガ、本、新聞記事、TV…あらゆるものを本人が気づく範囲に配置し、刺激を与え続ける方法です。押し付けたくなるが、押し付けないように。
そして、本人が興味を持ってくるのをひたすら待つという作戦、です。面白いですよ。
今はマンガがヒット中。高2の息子にぴったりのマンガを見つけ、それに親子で夢中になってます。
マンガのタイトルは、「ドラゴン桜」。全く勉強のできない、いわゆるバカ高校生が東大現役合格を目指すというストーリー。ほんと面白いんです。目標設定、効率の良い勉強のしかた、学習スケジュールの立て方…。本人にこれまでいくら話して聞かせても、何も響いていなかったのに、マンガの力はやはりすごい。というか、ストーリーの力ですね。』


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③【発達障がいの可能性】

『そういった問題の多い職員さんたちって、もしかすると、発達障がいなのではないでしょうか?』


<参加者の意見>

・「あー、そうかもしれないと思う人もいますね。アスペルガー症候群とか。」


・(後藤)「そうかもしれないですよ、ホントに。」


・「何度注意しても繰り返す人って『そうかもしれない』と思いますよね。あとは平気で休む人とか…。ほかには嘘が多い人。だいたい、仕事は出来る人なんですが…」


・(後藤)・「確か、有名なところではビルゲイツとかスティーブ・ジョブスとかも発達障がいだったと。」。


・「アインシュタインとかも。」


【後藤の個人的な意見】

『私もこの分野は全くの勉強不足ですから良くわからないのですが、確かにあり得る話なのではないかと思います。
でも、症状のチェックリストなどを見ると、自分も当てはまっているように思える項目もあります。

介護施設で働く、ということを前提とした場合、「チームで働く」ということが理解できていて(ルールを守ることの重要性がわかっていて)、命を預かっているということと、認知症というものが理解できて、その対応ができる方であれば、あとは、気長に指導していくしかないのではないかとも思います。でも逆に、これらの一つでも理解できないのでは、これは介護という仕事を任せることはできないでしょう。』



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④【利用者さん同士の性の問題】

『病院でも、男性が徘徊ついでに女性の部屋に入ったりすること、ありますよ。ある時は、一緒に布団に入っていた(笑)。』


<参加者の意見>

・(後藤)「一緒に布団入るだけならいいですけど…。施設では性の問題って、結構あるんですか?」


・「ラブレターを書く人がいました。『今晩来て下さい』とか。その人は結局退所になっちゃいましたが。」


・「(職員の)『●さんと一晩温泉に泊まりたい。』とかありました。」


・(後藤)「女性なんですか?『今晩来て下さい』という方は。」


・「はい、今晩来てくださいって。部屋に見に行ったら、ベッドで一緒に添い寝しているだけだった。でも何かあってからでは遅いかなって。


・「あと、デイのお風呂であそこが元気になっちゃうおじいちゃんがいます。そういうときは、冷水をかけちゃいます(笑)。


・(後藤)「え~!それ、イヤですね~(苦笑)。」


・「そういう時は職員替わるんですよ。」


・(後藤)「あー、触るんですね。」


・「いや、替わるんですよ!男性職員に。」


・「ちょっと後藤さん!」


・(後藤)「イヤイヤ、職員のことを触ってくるのかなと思っただけですよ~。そういうときのために冷水を用意してあるんですか?(笑)。」


・「いえ、シャワーの温度を急激に下げるんですよ。」


・(男性陣)「え~~!!それヤだな~、それ、虐待にならないんですか?」


・「元気になったままだと、あれですよ、『セクハラ』って言われますよ、後藤さん。」


・「余談ですが、そのおじいちゃんが元気になる職員と、ならない職員がいて。」


・「私のところの若い女性職員は、そういうとき『おじいちゃん、元気だね~』って「サラっ」とかわしてたから、エライな~って思いました。」


・「サラっとかわせような人でないと勤まらないですよね、この仕事。」


・(後藤)「なるほど~。お父さんの教育が良かったのかな~。」


・「何か『してる』ときもありますよ。」


・(一同)「え~!!!(驚愕)」


・(後藤)「そんなの見つけたときは、ど、どうするんですか?」


・「お風呂に呼びに行ったら、2人で布団の中に入って、男性が上に乗ってましたからね。しかも男性は下半身裸で…。『もう何やっとんの!』って…。」


・(後藤)「それは、スゴイ話ですね…」


・「もう、水かけてやって下さい!」


・(後藤)「部屋に、上から男性に冷水がかかるような設備が必要ですね。あとは、天井からタライが落ちてきて、上に乗ってる男性の頭にあたるとかいう設備も(笑)。いやあ、スゴイ。」


・「職員が見ていることに女性利用者の方が気づいて、「ドア、閉めといて下さい」って(爆笑)。」


・「体は元気なんですね…。」


・「職員のお尻さわったりするし、そういうことに関してはクリアなんですね。」


・(後藤)「なるほど、そこはクリアなんですね…。う~む…。」


・「もしかして、認知症を装ってるのではないかと疑いたくなる人もいますよね。」


・「でも会社は、それこそ性交渉を複数回したという事実もあるのに、何も対応してくれない。カンファで話しあうと言っていたんですが…。職員の本音では『もう、どこか行ってよ』って感じだが、介護2なのでグループホームくらいしか入れない。」


【後藤の個人的な意見】

『う~ん、老いても男性・女性ですからね。とっても驚きましたが、グループホームでは結構ある話なのかもしれないですね。ご利用者の気持ちもわかりますが、さすがにこれはレッドカードでしょうね。かわいそうな気もしますが・・・。う~ん、100歩譲ってイエローカードか…。この問題は本当に難しいですね。いい解決策はあるのでしょうか。読者の皆さん~。みなさんの施設ではいかがでしょうか?良い解決策がありましたら、ぜひ後藤までメールで教えてください。』


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これらの話題以外にも、新人男性職員の辞める辞めないの話、認知症の利用者に対してまともに感情的に反応してしまう問題職員の話、休憩なんか取れないのに、出勤簿に3時間休憩取ったと書かされる話、などなど、盛りだくさんでした。

今回も、本当に楽しく、かつ有意義な話ができました。ご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました。


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■今回の参加者から寄せられた声です。


・休みが取れたことと、他の方との話で自分を見つめなおすことができれば、と思って初めて参加しました。実際に参加してみて、同じ介護職でも、施設が違うと業務内容が違ったりしますが、根本的に新人の育成・職員の関わりなど、どこにでもあることなんだなーと思いました。


・情報交換のために参加しました。新人、若年層の教育の仕方、男女関係についての話が印象的でした。自分も新人教育のことでは悩んでいましたが、世代間ギャップ、考え方を理解しなければ・・・と思いました。


・自分の今の仕事や職場に少し役立てることができればと思い、初めて参加させて頂きました。楽しかったです。いろいろな話が聞けたので、自分の仕事に役立ててみようと思ったことがいくつかありました。


・リーダーとしてどうしたらよいか。これから介護される方たちを、どう見ていけば良いかなど、いろいろ悩んでいますが、まだ答えはないです。いろいろ考えることがいっぱいあります。以前されていたセミナーなどがあれば、参加してみたいです。


・今失業中ですが、他の施設の様子や状態が知りたくて参加しました。久しぶりでしたが刺激になりました。


・今まで老健にいましたが、他の施設の職場の状況(一日の流れ)がわかりませんでした。今回、デイ、グループホームなどのお話が聞けてよかったです。


・会の時間が短いくらいでした。久しぶりに出席させて頂き、ありがとうございました。


・新人教育について話し合うことができてよかったです。新人育成・職員とのかかわりについて教えてもらったり、どうしようもないこともあることもあり、納得できた感じです。


・初めての参加でしたが、今のままで好きなこと、言いたいことが言えるのはいいと思います。


・皆さんの介護のお話を聞かせて頂きたかったし、私の経験や仕事の内容を聞いてほしかったので参加しました。たくさん聞いて頂いて、皆さんと笑ったり、えー!と驚いたり、共感して頂けてよかったです。食介時の態度や職員の利用者さんへの言動で悩んでいましたが、みなさんに共感して頂いたり、おかしいとおっしゃっていただけたことは少し安心しました。


・いつも当日に参加の電話をして申し訳ありません。お話ができてよかったです。



■編集後記


いやあ、すみません。「利用者さん同士の性の問題」が長くなってしまって…。こういう話題を活字にして取り上げるのもどうかと思いつつ、でもしっかり現実として見ていかないといけないと考え、あえて詳しく書きました。
ちょっとふざけた表現になってしまっているところもありますが、実際に会でのやり取りをかなり忠実に再現したらこうなってしまいました。会の参加者はきっと分かって頂けると思いますが、参加されなかった方には、もしかすると不快な気持ちにさせてしまうかもしれません。もしそうなら、ごめんなさい。

それから、執筆が遅くなってしまって本当に申し訳ありません。

なんか謝ってばかりですが、井戸端カイゴは、こんな風に続けていきますので、ぜひまたよろしくお願いします。

<後藤>

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★お問合せや参加申し込みは下記まで。

goto●aqua-brain.co.jp (●を@に置き換えて送信してください)

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■次回の開催概要



【日時】平成28年9月16日(金) 13:15~16:30(13:00開場)


【場所】<東別院>名古屋市女性会館~イーブルなごや~(第1集会室)



<地下鉄>地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
<駐車場>49台(30分以上1回300円)


【参加費】500円


【定員】15名


【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛




★こころLink公式サイト

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※ホームページ、またまた少しだけ変えました!

トップの画像が、少し変わっています。分かりますか?


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