井戸端カイゴ、第31回目の終了報告!【2016年1月開催】 | 井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

名古屋やその近郊で介護職としてがんばっている方たちが集まり、少人数で、「介護についてホンネで、真面目に、でも肩の力を抜いて語り合う」会です。

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2016年4月(第34回)以降の開催報告の詳細は、下記へ移転しました!


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皆さん、こんにちは~。お元気でしょうか。

お仕事は、いかがでしょうか?


さて、

去る、1月22日(金)の午後、


井戸端カイゴ ~介護職のための情報交換と交流会~

の、第31回目を開催しましたので、その報告です!


今回は東別院にある「イーブルなごや(名古屋市女性会館)」で。

前回同様、人数は後藤含めて5名。



ですが、またまた初参加者が2名おられまして、これまた個性の強い2人で・・・。


特に、訪問介護経験者のIさんの繰り広げる驚愕の実話の嵐に、途中参加のVさん(訪問介護への就職希望者)が目を丸くされていました。


また、現在は住宅型有料で勤務するIさんとKさんが住宅型有料特有の課題を共有し共感しあうといった場面もありました。


さらに、ご主人がドイツ赴任中のKSさんが一時帰国されて参加され、外国人を夫に持つVさんとともに国際色豊かな雰囲気を醸し出す・・・。


こんな感じで、Iさんを中心に、密度の濃い、まさに井戸端カイゴでしかありえない(?)会話が展開されていきました。


では、今月も頑張って(気合い入れて)書きますね!


覚悟して読んでくださいね。火傷しないようにね!


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さて、まずはいつもの通り参加者の紹介から。

※男性は○○「氏」、女性は□□「さん」と表記しています。


・Kbさん:住宅型有料勤務。まだまだ問題山積の職場のようです・・・。


・Iさん:今回初参加です。昨年私が講師を務めさせて頂いたセミナー(「働きやすい介護施設の見分け方」)に参加されたときには、サ高住への就職を迷っておられましたが、
今は某住宅型有料老人ホームでほぼ”裏”施設長といっても良いほどの自覚と存在感(!)

本当に、驚きました。


・Ksさん:ドイツより一時帰国。その目的は・・・。海外生活はほんの数か月なのに、既に現地の福祉関連団体で活躍しつつあるという、あいかわらずのバイタリティの塊。
なかなか参加して頂くことができないのが寂しいですが・・・。


・Vさん:今回初参加。外国人を夫に持つ、ゆったりとした独特の雰囲気を持つ方。
しかしやはり意識は極めて高く、就職先もほぼ確定したようですが、半端な事業所さんでは、Vさんの「なぜ●●なんですか?」という素朴な問いの前に、答えに窮するのでは・・・と心配しています。



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■今回出た主な話題は、こんな感じでした↓



①【某サ高住での実話・・・】


『去年の夏、就職しようとしていたサ高住での話しですが・・・。

知人が3人、入職する予定もしくは既に入職していたのですが、

次々に早期退職または入職辞退で。結局、私も入職を辞退しました。』


<参加者の意見>


・「何があったんですか?」


・「サ責を任されるつもりだったのに単なるヘルパーだったりとか、タイムカードの設置場所が遠く、押して帰ってくると30分もかかる(!)とか・・・。
また、サービス残業(ただ働き)を最初から宣言されていたり、ですね。」



【後藤の個人的な意見】


『実はこの法人さん、私は少し知っているんです。

ある介護福祉士さんを紹介したことがありまして・・・。

私は、応募の前に職場見学をさせて頂くように、どの施設さんにもお願いするのですが、
その見学が終わり、雇用条件の説明をしていたとき、先方担当者が、信じられない一言を発したのです。そのあまりのデリカシーのなさ、分かってなさに私は呆然・唖然としました。
その発言の内容しかり、それを言うタイミングしかり・・・。

それ以後、一切私からのアプローチはしていません。どれだけ優れた介護士さんがいようとも、もう、二度とその施設・法人には紹介することはないでしょうね。

その発言の内容とは・・・、ごめんなさい、とてもここでは書けません。
どうしても知りたい方は、私に個別に尋ねてみてください。

話す気になればお話します(笑)。

とにかく、Iさんが入職をやめたのは、正解だと私は思います。」


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②【住宅型有料のホンネとタテマエ】


『私の施設、住宅型有料なのですが、立ち上げて2年で施設長が●人も替わってます。』


<参加者の意見>


・「20名定員で、正社員2名。パート2名。夜勤専従や副業夜勤が2~3名という体制。施設長不在。補佐的な存在の方がいるが、私が結局事務的なことをこなしている。
ケアマネへの連絡、病院への連絡、往診対応、担当者会議・・・・。

早番で出勤して22時までとかザラです。

残業手当ですか?固定で3万円ついています。」


・「笑って話していらっしゃいますけど・・・(苦笑)。

サ責はもっとすごい仕事しているんですかね?」


・「住宅型って、居室から自分で降りてこられる方ばかりだと思っていました。

でもそういう人ばかりでは満床にならないから介護度の重い方も入居してもらっている。
でもヘルパーを入れるわけにはいかないから、ホームの私たちがやる。」


・「私のところの住宅型有料は、逆にホームの人がいない。

ヘルパーがホームの仕事を無償でする。

本来はホームの人を24時間置かなければいけないが、上層部が理解していないので・・・。アウトですよね。
でもIさんのところは、本当の訪問っぽい感じがします。」


・「ヘルパーとの間で、『なぜあなた方の仕事を私が手伝わなければならないのか?仕事が終わらないのは、ホームの職員が仕事ができないからだ。』などと小競り合いが耐えない。」


・「私のホームは、早・日・遅で、それぞれの訪問スケジュールを割り振っているだけです。

例えば朝も何人誘導したか分からないんだけど、介護保険で請求するのは訪問予定の2人分だけとか。
本来のルール通りに、訪問は訪問で時間通りに帰ってしまい、ホームの人がムチャクチャ忙しい、というのはルール通りで分かりやすい。

分かりやすいですが、施設の良いところ(職員全員で利用者さんの情報を共有したり、ゲームしたり、状況に応じて協力しながら進めていける)が消えてしまう気がする。
ヘルパーはスケジュールを淡々とこなすだけ。ホームの人は事務や連絡調整で忙しい。じゃあ誰が、お年寄りに気遣ったりサービスしたりするの?って話になる。」


・「前に問題になったことですが・・・。

併設のデイがあり、入居者は日中ほとんどデイに行く。でも介護保険いっぱいまで使っている方はデイを使えませんよね。すると1日中ベッドに寝っぱなしになる。
そんな状況なので私は、『職員たちが掃除とかしながら、その横で絵を描いたりしてもらえばいいじゃない?』とか提案したのだが、『その利用者を誰が見るのよ~?』とか、『仕事が増えるだけ~』とか。自分たちの負担が増えるとしか考えていない。


・「住宅型の場合、これは訪問の仕事、これはホームの仕事ってキッチリ分けてその領域を守ろうという教育をすると、(仕組み的には正しいのだけど)『これとこれさえやればいいのね』
とか『これは私たちの仕事じゃないわ』という『これだけ』の発想になってしまう。

すごく”つまらない”介護になってしまいますね。」

そうではなくて、『これもあれもやってあげたい。でも一人ではできない。みんなでどうやったらできるか考えよう』というような、チームで行う仕事の醍醐味を感じたいですよね。


・「そう。『居室から降ろしたら、またトイレに連れていかなきゃいけないじゃない!ベッドに寝かして入ればオムツ替えとけばいいんだから!!』とかいう人が普通にいる。」


・「住宅型はあまり良くない、と私は思います。」


・「今、うちの施設も、住宅型なのにもかかわらず、介護付か特養か、って感じでケアしている。介護保険のルール通りではないのだけど、みんなで手分けしてやっているから現場の雰囲気はいい。もし逆にルール通りにやったら、こういう雰囲気には決してならない。」



【後藤の個人的な意見】


『住宅型有料って、「働きづらそうだな~。」「運営もしづらそうだな~。」と感じていましたが、今回、住宅型有料の2人が参加されたことで、その現実が少し明らかになりました。

現実は現実として、できるだけ詳細に書いてみました。

あくまでタテマエは訪問介護。ですが、ホンネは施設。

この「矛盾」をどうやって解消していけばいいのでしょうか?


「うちの住宅型有料は、こうやってチームとしてスムーズに機能しているよ!」という方、ぜひこの会に参加して教えてください。もし参加できないのなら、私にこっそり教えてください。

もし上手く行っている住宅型有料があれば、そのやり方・エッセンスを他の有料にも広めたいのです。だって、今のままなら、本当に介護業界から介護職員いなくなってしまいそうですから。

そのくらい、ムダに働きにくい形態のような気がしますね、住宅型有料って(サ高住も含む)。


「介護の仕事はしたい、でも特養とか老健は無理。かといってデイやグループホームでは給料少なくて生活できず訪問介護もちょっと・・・・。」

という方は、選択肢は有料老人ホームしかありませんね。

介護付が増えていかない現状ですから、住宅型かサ高住に流れますよね、必然的に。

その受け皿の住宅型が、働きにくさ満点で、チームワークばらばらの組織ばかりだとしたら・・・。

もう、みんな辞めてしまいますからね~。

もちろん、井戸端カイゴの参加者は、皆さん極めて意識の高い方ばかりですから、簡単に辞めたりしない方ばかりですけど、それほど意識が高いわけでもない方もいらっしゃいますし、むしろそう言った方が圧倒的に多いと思います。そういう方がどんどん辞めていく現状は、本当になんとかしないといけません。


みなさん、ぜひ、アイディア教えてください!』


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③【訪問介護の現実(1)】


『私、初めて訪問介護で働きます。研修とか、あるんでしょうか?』


<参加者の意見>


・「同行は、初回1回だけですね。同行だと給料半分になりますし。」


・「だから絶対に1回で覚えなければ、とひたすらメモメモメモ(笑)。

洗剤がどこにあるか、とか、洗濯物の干し方とか・・・。」


・「1日7件くらい訪問すると、トイレも行けない。そもそも、利用者宅のトイレは借りてはダメだから、コンビニ・スーパーのトイレしかない。

あとは、ひたすら、ガマン(苦笑)。」


・一同「え~!!」


・「それ、膀胱炎になってしまいますよね・・・」


・「洗濯は裏向きに干す、とか。掃除機は畳の向きに沿って掛ける、とか。そのお宅独自のやり方があるんです。」


・後藤「完全に召使、という感じですね・・・。」


・「部屋の中も、ほこり、便、猫の毛だらけだったり。」


・「靴下3枚履き、みたいな。」


・「施設に変わって何が良かったか?ですか。ご飯作らなくていいし、トイレに困らないし、手袋はいくらでもあるし。」


・「旦那さんのご飯なんかも、本当は作っちゃいけないんですが、作らないわけにはいかないから、違反行為だと分かっていても、『多めに作って2つに分けておくね~』なんてことをします。
旦那さんの洗濯物だって本当は洗濯しちゃだめなんだけど、『言わないでよ、言わないでよ』って。


・「ヘルパー講習の受講生が実習にくるときは、上司が、『わかってるね。これとこれは(法律的に)アウトだから、今日はやらないように。』って。
『利用者にも、「今日は新人さんがくるから、●●はしませんが、また今度来たときにやりますからね。」と言うんだよ!』と指示される。


・「猫のエサやりとか、利用者さんもその辺しっかりわきまえていて。」


・「バレて、やってもらえなくなると困りますからね」


・後藤「そのくらい柔軟じゃないと訪問介護はできませんね。」



【後藤の個人的意見】


『う~ん、訪問介護、スゴイ世界です・・・。誤解を恐れずに言いますと、もう女性にしかできない、という世界のような気がします。

私を含めて男性は、とかく肝っ玉が小さいですし、とてもできない世界のような気がしますね。
しかし、トイレに行けないというのは、なんとかしないといけませんね。病気になってしまいますから。』



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④【海外と比べて、日本の介護は最先端なんですか?】


『主人の赴任でドイツに。在独高齢者の生活のサポートをどうするか、という団体と関わりを持っているが、とても興味深い活動をしています。』


<参加者の意見>


・「日本の看護師は、専門職として認識されているし、いろんなことが出来ると認められている。でも、ドイツではそこまでのポジションではない感じがします。

看護と介護がほぼ横並び、という感じで。
ケアマネというかケースワーカーのような人を中心にチームとして進められている感じですね。」


・「日本は施設によって千差万別、というかバラつきが大きいですよね。
でも、ドイツでは、ドイツ赤十字とディアコニーという2つの団体が介護・福祉に関することを請けおい、全事業所を運営しているようなんです。
だから、サービスが日本より均質化していると聞きました。」


・(後藤)「日本みたいに、営利法人が参入しているわけではない、ということですか?」


・「はい。そんな感じみたいです。」


・「やっぱり、一昔前の日本みたいな感じなのかな?それらの施設で収容できなくなれば、在宅に、という感じでしょうか?」


・(後藤)「措置の時代のような感じ、ということなのでしょうか」


・「ドイツでは、『在宅』つまり自宅で最後を迎える、というのが基本スタンスのような感じですね。」


・「日本は、本当に急激な高齢化カーブで大変なんでしょうね」


・「そうか、日本は世界の最先端で、試行錯誤しながらやっているわけですね。」


・「他の国が余裕を持って見ている。反面教師にされている。見られている。」


・「介護福祉士みたいな資格はあるんですか?」


・「『介護士』的なものはあるみたいです。」



【後藤の個人的意見】


『インターネットで少し調べてみました。参加者に教えて頂いた2団体のほかにも、全部で6つの公益福祉団体があり、それらが医療・福祉全般を任されている、という感じのようですね。

しかも、教会系、つまりキリスト教の教えである「隣人愛」がその精神的基盤にあり、日本のように介護”ビジネス”という感じではなく、あくまでも「奉仕」という側面が非常に強い感じがします。


私はまだ、「ディアコニー」という団体についてほんの少し調べた限りではありますが、ドイツでのこれらの団体の取組から学べることがかなり多そうな気がします。


また、「援助者」(=介護者)の精神性を向上させることがケアの実践にとって極めて重要だ、とする考えが根底にあるようで、井戸端カイゴの参加者も共感できる部分が多いのではないかという気がするので、もう少し突っ込んで調べ、Ksさんからも情報提供をお願いしながら学んでいこうと思います。

そして、参加者に出来る限りフィードバックしていきたいと思います。』



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⑤【介護事業の経営者のホンネと、利用者さん達を守るには?】


『・・・嚥下検査とかもしませんね。「もし検査して入院にでもなったら売上減るから困る」って言われちゃう。』


<参加者の意見>


・「摘便で出血している利用者がいて。『一回肛門科へ連れていきましょう』って言っているんだけど、『だって、もし「入院」って言われたらどうすんのよ~』って言われちゃう。


・「摘便、誰がやっているんですか?訪問看護のナース?」


・「日中行っているデイのナースと介護がやっている。でも慣れていないからいつも出血しているんですよ。」


・「かわいそうに・・・。」


・「摘便で出血してショック死とかなっても知りませんよって言ってる。」


・「ケアマネは誰なんですか?」


・「ケアマネも同じ会社の人なんですよ・・・。」


・「ああ、やっぱり・・・。」


・「何かあったらまず社長か副社長にお伺い立てるんですよ。指示を聞いて、『ケアマネにはどうやって説明したらいいですか?』って。本当はケアマネが決めるべきなんだろうけど・・・。」


・「内科の定期受診で、医師からお薬出してもらうことはできないんですか?」


・「先生も色々でして・・・。特に、若い先生がいるんですけど、ナースに、「どうしましょうか?薬は何出しておきましょうか?」と聞いて、ナースが耳元で「●●じゃないですか」
って答える、と言う感じで。あの先生に聞いてもムダだと思うよって、みんな言ってます。」


・「かわいそう~。普通、嚥下検査しましょうか、とか、お薬出しましょうか、とか聞きませんか?」


・「ご家族が『延命したくない』と言っているのが何よりの後ろ盾になっているんだね。病院へ行かなくていいっていう。」


・「でも、いざとなると、『こんなことになるとは思わなかった』って、家族は言ってきますからね。」


・「ちゃんと書面で残しておかないと。」


・「『家族や後見人にも説明しておいた方が。。。』と施設長にも説明しているのですが、『ダメダメ出ていってしまうから!1か月何十万頂いているか知っているの?
今何部屋空いているか知っている?』とか言われちゃうと、もう何も言えない」


・「入院しさえすれば、嚥下も排便もクリアできるのに・・・」


・「もう少し長生できるよ」


・「外部の会社が関わっていれば、話が外に出るからいいんですが、全部社内でやっているので外に話が出ないのが問題。」


・「レクも参加できない、ベッドに寝てるだけの利用者もデイに行かされているんですが、デイに行っても全く意味がないと思うのに、デイの管理者は、『ウチの売上落ちるからそんなこと言わないで!』って言う。


・「そんなセリフ聞きたくないよね、ほんとに。」


・「ケアマネも同じ会社の人だから、『そうですよね、売上落ちちゃいますよね。そのまま行かせましょう』ってなる。」


・「訪問介護、デイ、施設、ケアマネ、福祉用具のレンタルまで同じ会社だから。全部、社長や副社長の言うがまま。」


・「・・・そういう中では、出来る範囲で利用者を守ることしかできないですね。」



【後藤の個人的意見】


『う~ん。確かにビジネスとして考えると、こうなるんでしょうか・・・。


・・・イヤイヤ、そうか?本当に?
私は介護事業をしたことがない、だから無責任なことは言えないし言ううもりもない。


ただ、参加者の話を私のやってる仕事(紹介業)に置き換えたとき、この参加者の働く会社がやっていることって、私の紹介した方が、ある施設に入社してすぐに「辞めたい」と言ってきたとき、
私が、「私の売上が下がるから、辞めないで!」というのと同じじゃないですか?

それっておかしいですよね。私のために働くわけではないのだから。

介護業界に話を戻しますと、仮にその場は売上げが上がったとしてもですよ、そんなのすぐに悪評が立ってしまいそうな気がしますが、大丈夫なのでしょうか。

「あそこに入居するとどんなに悪くても入院させてくれないぞ」、と。
そうしたら、淘汰されてしまいませんかね、簡単に。競争は激しいのですから・・・。


勝手に心配になってしまいます。』



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これらの話題以外にも、喀痰吸引の資格の話、社員の教育(躾(しつけ)から教えるべきなのか?)の話、介護職員の募集について、などなど・・。
本当に盛りだくさんでした(^_^;)。

今回も、とっても有意義でした。参加して頂いた皆さま、本当にありがとうございました。


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■今回の参加者から寄せられた声です。


・ホーム内で考え込む事柄が増え、介護への意欲が少し減ってしまうことがあったので、会に参加しました。


・会社にもいろいろな会社があり、やり方のおかしいところはあるが、一介護でそこまで考えすぎることはせず、ホーム内の環境が少しでも良くなることを集中して考えた方が、自分らしいのかも、と思いました。


・業界的に問題があちこちありそうなので、制度やしくみに振り回されず、「介護が好き」という原点に返って働きたい、と思いました。


・介護職の経験深い方々のお話を聞きたかったので、初めて参加しました。

施設での対応の違い、現在の介護業界の現状?ドイツでの日本人との介護職員の交流が検討されつつあること、そんな話が印象に残りました。


・自分の施設の上司がとてもひどい、ということに悩んでいます。会に参加してみて、「他にも大変なところはあるんだなあ・・・」と思いました。


・他施設や皆さんの介護事情が知りたかったので参加しました。


・住宅型のサービス内容を知らなかったので、興味深く話を聞けました。介護現場の悪戦苦闘されている様子が見えて楽しかったです。


・施設に転職し、色々悩んでいることも多かったので、みなさんと話してみたくて参加しました。

色々な問題点はありますが、どこでも大変な状態だとわかり、安心しました。


・施設内での人との関係や若い人への対応や、吸痰をとったらよいか?など悩んでいました。自分の施設だけじゃなく、他の施設の方も同じようなので、1つ1つ教えていく事から始めてみます。




■編集後記


住宅型有料についてのホンネとタテマエの話や、経営者のホンネなどなど・・・。

ただ「いい介護をしたい!」と考えている介護職員さんにとっては、反吐が出るような話なのかもしれないですね。


でも、私はあえて書こうと思っているのです。まずは私たちが現実を知ることが絶対に必要だと思うからです。


現実と向き合わない限り、改善も改革もあり得ないと思うからです。


世界中が注目しているこの日本の介護業界で、まさにトップランナーとして日々試行錯誤、悪戦苦闘をされている参加者さん達。


また、介護という仕事を愛する介護士さんたちのためにも、私はまず現実を知る機会を提供し続けたいと思っています。


そして、ただ現実と向き合うだけではなく、改善や打開のヒントになりそうなアイディアを探し、皆さんにいち早く提供していければ、と考えています。


もちろん、「知らぬが仏」というケースもなきにしもあらず、というのは百も承知ですが・・・。


みなさんは、いかがお考えですか?


<後藤>


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★お問合せや参加申し込みは下記まで。

goto●aqua-brain.co.jp (●を@に置き換えて送信してください)

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■次回の開催概要



【日時】平成28年2月19日(金) 13:15~16:30(13:00開場)



【場所】<東別院>名古屋市女性会館~イーブルなごや~(第1集会室)


<地下鉄>地下鉄 名城線「東別院」下車1番出口から東へ徒歩3分
<駐車場>49台(30分以上1回300円)


【参加費】500円


【定員】15名


【主催】TSC事務局(こころLink内) 後藤 剛



★こころLink公式サイト

http://www.kokorolink2.jp/