こんばんは!TSBBC(鈴木尚広ベースボールクリニック)です。

 

練習や試合の途中で肩の疲労が溜まってくると、腕の振りが悪くなってボールに力が伝わりにくくなると思います。

 

そのまま投げていても、ボールのキレも悪くなり、送球も悪くなります。

そして肩肘にも負担がかかってきますね。

 

そんな時に、どんな対処をしますか?

 

 

🟩なぜ、腕の振りが悪くなるのか?


投げる時には、下半身や体幹の筋肉はもちろん使いますが、上腕や前腕、肩関節周りの筋肉も使うので負担がかかります。

 

投げている球数が増えてくると肩関節周りのインナーマッスルが疲労してきます。

(前鋸筋や棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋など)




すると、肩関節や上腕のアウターマッスルを優位に使って投げてしまいます。

(僧帽筋・三角筋・菱形筋・上腕二頭筋など)

 


インナーマッスルの棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋などは肩の回旋腱板と言われ、肩関節の動きを安定させる働きがあります。


疲労が溜まったりアウターマッスルが優位になってしまうと回旋腱板の働きも弱くなり肩関節に負担もかかりやすくなります。

 


アウターマッスルが優位になると体に力みが入りやすくなるので、脱力した投げ方でなく力で投げるフォームになってしまいます。


結果、腕のしなりもなく腕の振りも悪くなります。

 


🟩腕の振りを良くするには?


疲れてくるとアウターマッスルが優位になってくるのでインナーマッスルを優位の身体の状態にします。

 

ポイントは、肋骨の外側についている前鋸筋をほぐします。



 

TSBBCの考えでは、前鋸筋はインナーマッスルに分類しています。

前鋸筋を優位に使えるようになると体幹から腕への運動連鎖が繋がり、インナーマッスル優位な身体の使い方ができるようになります。

 

また、インナーマッスル優位になるとアウターマッスルが劣位に働いて、脱力した身体の使い方もできるようになります。

 

前鋸筋と回旋腱板の筋肉は直接繋がってはいませんが、前鋸筋を優位に使えると体幹と腕のインナーマッスルが優位になる関係で、回旋腱板も働きやすくなるので肩関節が安定して投球時の負担が減ってきます。

 

結果、前鋸筋が使える事で腕がしなりやすくなって腕の振りが良くなります。

 

🟩前鋸筋を優位にするワーク


動画はコチラ

⬇️



1・前鋸筋ほぐし

 

腕の脇に手を入れて肋骨を触ります。

肋骨の上を手や指で触りながらゴリゴリほぐします。

硬くなっていると痛く感じます。

 


2・脇のクロスポイント


反対の手で肩後面の付け根を触りながら手を挟み込むように、脇を閉じて開いての動作を10回行う。

肩後面を触ったまま肩を前回し、後回しを左右10回ずつ行う。

 

 

練習や試合のイニング間でも簡単にできるので肩の疲労を感じてきたり

腕の振りが悪くなってきたら2つのワークをやってみてください。


 

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