こんばんは！TSBBC（鈴木尚広ベースボールクリニック）です。
最近のバッティング理論は、打球に角度をつけるためにバットを下から上に軌道する「アッパースイング」が主流になってきています。
スイングスピードを速くするには、アッパースイングとダウンスイングどちらが速いと思いますか？
重力と関係あるスイングはどちらなのか考えてみましょう！！
🟩アッパースイングはどうなるの！？
ボールを飛ばすにはバットの軌道は、下から出した方がボールに角度が付きやすくなるで飛距離は出やすくなりますね。
そのためには、バットを下から上へ振り上げるような動きになるので、重力へ逆らうような動きになるのでスイングは遅くなります。
アッパースイングスイングを速くするには、強い下半身と背中の筋力が重要になります。
力がないとスイングスピードは遅くなり速いボールに対応もできなくなるデメリットになります。
🟩ダウンスイングはどうなるの！？
バッティングの基本になる上から下へ振るバットの軌道になります。
ダウンスイングは、上から下へ落とす動作で自然と重力を利用してバットを振る事ができるので、スイングスピードが速くなりやすいです。力がない人でも、バットの重みと重力を利用すればスイングが速くなりやすいです。
バットを最短で出しやすく、ボールにもスピンをかけて打球を飛ばすこともできます。
ただ、手に力が入ってしまうとバットが重力を利用できなくなりスイングは遅くなります。
バットが遠回りもしてしまうので悪いダウンスイングになってしまうので注意です。
🟩バットの握り方が重要！
バットを「ぎゅっと」しっかり握ってしまうと、腕や首肩に力が入るので、手打ちになり重力を利用したスイングはできません。
また、上半身主導のバッティングになりバットは遠回りしやすくなります。
では、何を気をつけたらいいのか？
バットを優しく握って、手首、肘、脇を使いやすくします。
🟩優しく握るためには手をほぐす。
手が硬くなっていると感覚が鈍くなり力も入りやすくなります。
２つの事をやってください。
１・指ほぐし
指先を一本ずつグリグリとほぐしてください。
※痛いところは、よくほぐしてください。
２・手のクロスポイントワーク
中指の付け根（手の平側）でボコッと硬くなっている所（骨）を押さえながら
10回グーパー運動をしてください。
バットを持ってみると優しく握りやすくなると思います。
スイングで悩んでいる方は、基本に戻ってバットを上から下へ落とすような軌道で振ってみてください。
何かヒントが見つかるかもしれません。
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