こんばんは!TSBBC(鈴木尚広ベースボールクリニック)です。

 


近年では、「フライボール革命」と言ってボールを遠くへ飛ばす、ホームランを打つためのスイング軌道が増えてきています。



プロ野球でも、ソフトバンクの柳田選手やオリックスの吉田選手が代表的なスイングをしていますね。



このフルスイングのマネをする小・中高生が多いなと感じます。バッティングで飛ばすのは醍醐味ですからね!!

 


ただ、注意する点があります。

それは、バットを下から出す軌道だけど、アッパースイングでは無いという点です!

 


と言うと、どういう事、、?と思われる人もいるかと思います。

それでは、一緒に見ていきましょう!

 

 

🟩フライボール=アッパースイング

 

 

一般的にボールを飛ばそうとするとバットの軌道は下からでてきます。

ボールを下から捉えた方が角度はつきますからね!

 


アッパースイングも2つのパターンが考えられます。

 1・バットのヘッドが下がったアッパースイング。

 2・バットのヘッドは下がっていないアッパースイング。

 

多くの方は、1のパターンが多いかなと思います。

 


フライボールのスイング軌道になると、下からバットが出るのでアッパースイング気味になりますが、1と2のパターンどちらで振っているかによって悪いスイング軌道になってしまいます。

 


ヘッドが下がるアッパースイングになると、


 ・バットが遠回りをする。

 ・打球が弱い、ドライブ気味になる。

 ・ボールに差し込まれる、詰まった打球になる。

 ・ポップフライになる。


など、少しフライボールとは違う打球になります。

 では、パターン2はどんなスイングなのか?

 


🟩オリックス吉田選手のスイングをスローで見て!



フライボールの代表的スイングだとオリックスの吉田選手がアッパースイングの軌道で豪快なフルスイングでボールを飛ばしますよね。

それでも、打率3割、三振も少ない!!

 


なぜなのか??それは、YouTubeで検索して、スイングをスロー再生して見てください!

良くみると、バットの軌道は先程のパターン2のヘッドの下がっていないアッパースイングです!

 


どういう動きになっているか詳しくみると、基本はバットを上から出す動きだけども、アッパースイングのような軌道になっています。

 


バットのヘッドが下がって、下から振っているのでなく、左肩下がり(左打者)の斜め軸の使い方をしているのでバットは上から出ていますが、




フォロースイングが下から上の動きになってアッパースイングの軌道に見えます。


 


なので、アッパースイングのように見えるけどアッパースイングでは無いのです。

 


基本の上からバットを出す練習をしっかりできた上で、身体の軸の使い方を斜めに変えて振ることで、自然と良いアッパースイングの軌道になってフライボールになります。

 


では、身体の軸を意識するには、どんな練習をしたらいいのでしょうか?

 

 

🟩身体を揺らして全身をつなげる



軸を意識するには、インナーマッスル優位な身体の使い方にします。

 

次の3つポイントを順番に触りながら背骨をゆるゆる動かします。



1、みぞおちを触りながら揺らす。(胸椎12番の高さ)

2、お臍から指4本分下を触りながら揺らす。(腰椎5番の高さ)


3、胸骨(鎖骨と鎖骨の間にある平い骨)を触りながら揺らす。(胸椎1番の高さ)

 


はじめは、ゆるゆる動かしにくいと思いますが、身体を小さく左右に捻りながら動かしていくと徐々に連動して体幹→下半身と繋がって動いていきます。




1つのポイントが動かしやすくなったら次のポイントへ行くようにしましょう。



ぜひ、試してみて下さい。

 
 

「打つ・投げる・捕る・走る」4拍子が揃う小冊子を
期間限定で無料プレゼント中!
下記からダウンロードできます。

ダウンロードはこちらをクリック

 

 

発行元

株式会社iMARe

191-0053

東京都日野市豊田4-37-12グランシェール豊田102

TEL:042-514-9086

HP:https://www.imare.co.jp

 

鈴木尚広のベースボールクリニック

公式HP:https://www.tsbbc.pro

フェイスブック:https://www.facebook.com/tsbbc12/

インスタグラム:https://www.instagram.com/tsbbc_12/

ツイッター:https://twitter.com/tsbbc_12

野球上達のために有益な情報を投稿していきます。

 

「いいね!」・「シェア」を宜しくお願い致いたします。