少し想像してみて下さい。
野手の送球は基本オーバースローで投げますよね。
でも、捕球の状況によっては、上から投げて一塁へ間に合わないこともあると思います。
そんな時は、サイドスローから投げることで素早く送球できてアウトにできます。
実際にプロの野手は、オーバースローとサイドスローを使い分けていますよね。
そんなサイドスローですが、野手がサイドスローで投げるメリット、デメリットがありますので一緒にみていきましょう。
🟩野手がサイドで投げるメリットは?
・近い距離を投げる時。
・スナップスローがやりやすい。
・ショート・セカンドの選手はできると良い。
・二遊間のダブルプレーの時。
・腕を上まであげなくていいので素早い送球ができる。
・悪い体勢から体を起こさないでも投げることができる。
🟩野手がサイドで投げるデメリットは?
・遠投など距離の遠い送球。
・距離が遠くなるとシュート回転して取りづらい。
・ポジションによっては不向き(キャッチャーや外野手など)
確かにデメリットはありますが、ポジションによってはメリットの方が大きいので、ぜひサイドスローを上手く投げられるようになりましょう。
🟩サイドスローで投げる3つのポイント!
野手のサイドの投げ方は、投手とは違いスナップが重要になります。
もしスナップが使えないと、ボールが引っかかり横にそれやすくなってしまいます。
頭は、少し右側に倒すと腕がスムーズに振れるようになってコントロールがしやすいです。
野手のサイドスローの投げ方は、以下のようになります。
1、テイクバックで手を頭の後ろに引く。
2、頭と体を少し右に倒しながら腕を横に振る。(右投手の場合)
3、リリースの時に手の甲が内側を向くように前腕を内旋する。(シュートを投げるイメージ)
🟩野手の送球が良くなる2つワーク!
送球を良くするには、足の運びも大切ですが肩肘の動きも大切になります!
〈1、脇のワーク 〉
①、肩後面の付け根を反対の手で触りながら大きく前回し、後回しを5回ずつ。
②、同じように手で付け根を触りながら肘で円を描くように前回し、後回しを5回ずつ。
〈2、肘のワーク 〉
①
肘を曲げた時に、肘後面にボコっとでた骨があります。(肘の骨ですね、、)
②
①から指1、2本後方に凹みがあります。
③
②の部分を指で押さえながら肘の曲げ伸ばしを5回やります。
脇と肘のワークをやると腕が振りやすくなり、スナップ動作もやりやすくなります。
サイドスローは脇と肘の柔軟性が大切な投げ方ですので、キャッチボールの前などにワークをやってから投げると送球が変わってくると思います。
今回ご紹介した内容で、
プロの野手のようにオーバースローとサイドースローを使い分けられるような守備の名手を目指しましょう!!
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