初めてサントリーホールにコンサートを聴きに行ったのは、
高校生のときです。
今ではサントリーホール以外にも東京にはクラシック専用
ホールがいくつかありますが、当時はサントリーホールが
別格という感じでした。(当時も東京文化会館などもあり
ましたが、新しいサントリーホールの方が注目度は
高かったです)
演奏は、サー・ネヴィル・マリナー指揮の
アカデミー室内管弦楽団。ご存知の方も多いと思いますが、
映画「アマデウス」の演奏はこのコンビによるものです。
モーツァルト役に指揮を指導したのもマリナーです。
そういうわけでプログラムもモーツァルトの交響曲39、40、41番の
オール・モーツァルト・プログラムでした。
今では見向きもしない開場前のパイプオルガンオルゴールを
しっかり聞いて、入場時に渡されるチラシの束に驚きつつ、
席につきました。
後ろの席だったのでステージが随分遠く感じました。
演奏が始まってかたの印象は、
音が小さい・・
でした。噂に聞いていた響きのよさなどは全然感じませんでした。
これはおいしいワインの味はある程度、経験を要するのと
同じでホールで聴く音も日常の音とは異質のものなので
ある程度慣れというか経験が必要なのだと思います。
とは言え後半のプログラムになってくると私の緊張感も
ほぐれてきたためか音楽を楽しめるようになってきました。
この初サントリーホールをきっかけに数々の演奏会に足を
運ぶことになりました。
当時はバブルの絶頂期、クラシック音楽界の大物も次々に
来日している頃でした。
そんな時期に多くの演奏会に行くことができたのは
今思うとラッキーだったと思います。