こんにちは。ぼくまんです!


今回は好きとかの次元を超えて業界を変えた、何なら時代を変えたと感じた男たちについてお話します。



●村西とおる


Netflixの「全裸監督」のヒットで再評価されました。

僕は世代的に村西とおるの台頭が学生時代だったので、業界のビフォーアフターを感じることができました。


それまではブルーフィルムとかピンク映画などと呼ばれていたように、映画ジャンルの一つだったんですよね。

ゆえに映画くずれが、芸術性をふりかざして中途半端な作品が多かったかと。


それが村西とおる以降はAVを映画とは全く別のジャンルに切り分け、ストーリー云々ではなくあくまで「オカズ」としてどうあるべきかに特化したところが革命だったと思います。


世間の注目を集めるために、人気アイドルグループや大物カルト宗教を揶揄した作品もリリースしたようなパンクさも語り継がれるトコですね。



●大仁田厚


全日本プロレスを引退(第一次)してから、FMW設立して復帰したところから革命が始まりました。


ノーロープ有刺鉄線電流爆破デスマッチがあまりにも有名ですが、それ以外にたくさんの掟破りがありました。


場外リングアウトのカウントなし、凶器の使用OK、男女混合マッチ、柔道VSボクシングの異種格闘技戦などなど。


それまでのプロレスの常識を覆して、しかも興行として成立させたのは大きな功績といえるでしょう。


ただ、1年がかりで引退カウントダウンを決行した第二次引退後の即復帰はいただけなかった。

進退は本人の自由ですが、引退で集客しまくった点はちょっと詐欺まがいだと当時は感じました。


まぁその後は何回引退と復帰をしたのか、もはやどうでも良くなりましたが。


プロレス好きの有吉弘行が大仁田厚に対して「尊敬してました。けど今は軽蔑してます」と言ってましたが、的を得てるなと思った次第。



●堀江貴文


今も活躍中ですが、ライブドア時代はセンセーショナルでしたねぇ。


僕と同世代でして、そんな人がプロ野球チームの買収だとか、テレビ局を傘下に収めようとするなんてただただビックリ。


その後は池上彰の言うところの「けしからん罪」にて収監されましたが、その影響を感じさせない活躍ぶり。


マンガの「サラリーマン金太郎」が好きだったのですが、その中の「マネーウォーズ編」が、ライブドア事件をモロに意識した内容でした。


普通はマンガで広げた奇想天外な大風呂敷を現実がゆっくり追随するってイメージでしたが、僕的には初の逆転現象です。


本宮ひろ志、堀江貴文に敗れたり。



いかがでしたでしょうか?


ここで挙げた村西とおるもそうですが、破天荒にみえる人でも長きに活躍できる人はやっぱり根がクレバーです。


僕らは彼らが変えた新しい景色を眺めつつ、時代を生き抜くとしましょうか。


ではまた!