こんにちは。ぼくまんです!


少し前に藤子不二雄A先生がお亡くなりになりました。

世代的に手塚治虫よりも藤子コンビの方が馴染みがあり、一時代の終わりを感じます。


怪物くんや忍者ハットリくん、合作のオバケのQ太郎といった作品が入口となりましたが、僕としては先生の真骨頂というべきブラックな作品が思い出深いですね。



●魔太郎がくる!


主人公の浦見魔太郎が、いじめを受けた相手にうらみ念法で復讐するお話です。

内容はシンプルですが、先生の画力や表現力で見応えがありました。


魔太郎の決めゼリフ

「こ・の・う・ら・み・は・ら・さ・で・お・く・べ・き・か」

は今でもゾクっときます!


いじめっ子の凄惨なやられっぷりがなかなかのカタルシスでしたが、最後の方は魔族との攻防がドラマチックでした。



●ブラック商会変奇郎(シャドウ商会変奇郎)


魔太郎をちょっとポップにしたテイストです。

都心の片隅の骨董屋を舞台に、主人公の変奇郎が活躍します。


悪行をした相手に対して変奇郎が請求書を差し出すのですか、ひいき目に見ても恐喝です(笑)

で、請求を拒否してひどい目にあうのがお約束。

変奇郎が魔力を発揮するときの仮面姿がイカします。


なお魔太郎のラストは覚えていますが、変奇郎のラストは覚えてないんですよね。

はてさて、どう終わったのだろうか?



●笑ゥせぇるすまん(黒ィせぇるすまん)


代表作といっても良いくらいの作品ですね。


こちらはマンガではなくテレビバラエティ番組「ギミア・ぶれいく」のコーナーでやっていたアニメで初めて触れました。

アニメが単体でなくバラエティ番組の1コーナーで放送されるのが新鮮でした。

っていうか、後にもこんな形式は無いのではないでしょうか?


喪黒福造。

悪いやつですねぇ(笑)


魔太郎や変奇郎の攻撃は因果応報とかろうじてフォローできますが、喪黒福造は善良な市民を時には強引に陥れます。


そもそもセールスというより、悪の紹介屋ですよね。

基本的にバッドエンドですが、稀にハッピーエンドもあった…ような記憶がありますが定かでないです(笑)


ただまぁバッドに見えて本人的にはOKという状況も多々ありました。

この辺りが大人向けたる所以でしょう。



いかがでしたでしょうか?


本編では触れませんでしたが、先生の作品では食事シーンが好きでした。

食べた時の「ンマーイ!」ってリアクションも秀逸。


改めて心よりご冥福をお祈りします。


ではまた!