2024年4月の台北旅行⑨六堆伙房 | 食べたもの・行ったとこ・作ったもの

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食べた物、買った物、出掛けた場所など、ゆるく日常を綴ります。

2024年4月

 

午前中は、迪化街で買い物をしまくり、午後は無印良品や神農生活等々で買い物をしまくり、さて、夜ごはん。

Qちゃんが立ててくれたこの日の夜の予定は、延三夜市と寧夏夜市をはしごして、台湾のものを食べまくることになっていた。

が、午前中の迪化街の行ったり来たりや午後の重いものを持ち歩いた疲れ(や、諸事情でこの日のうちに大荷物をQちゃん宅に運ぶ作業の疲れ)が出て、夜市のはしごはちょっとツラいなと思っていた。

プラス、夜の時間帯は小雨が降る予報(実際、夕方は傘をさすほどではなかったけど、たまにちょこっと雨が降ったりした)。

私がくたくたなら、同い年のQちゃんもくたくた。

夜市のはしごはやめて、レストランで夜ごはんを食べようということになった。

旅行前に「客家料理が食べたい」というリクエストを出していたのだけど、Qちゃんが立ててくれたスケジュールには客家料理は入っていなかった。が、せっかくなので夜市のはしごをしないのであれば客家料理を食べようということになった。

 

客家料理は、御徒町の新竹に3回行っただけで、ちゃんと食べたことなかったのよね。

だからずっとちゃんと食べてみたくて、夜市から客家料理に客家料理に変更になり、ラッキー。

 

グーグルの評価と現在地から近いからということでQちゃんが選んだのは六堆伙房というレストラン。

お店は地下にあり、中に入るとかなりの大箱でファミレス的な感じ。

お店の雰囲気でQちゃんの機嫌が悪くなる。

たぶん、Qちゃんの想像していた客家料理のレストランとイメージが大きく違ってたからだと思う。

「こんな感じだと思わなかったの、グーグルの評価がすごく高かったから」と謝られたけど、広々してるしキレイなので座るぶんには快適。

 

オーダーはスマホから。

粄條が食べたかったので古早味粿粄湯が食べたいとQちゃんに伝える。

Qちゃんがメニューを探しても探しても古早味粿粄湯がない。

店員さんに確認すると、今、古早味粿粄湯は置いてないとのこと。

なんでないの?とQちゃんに聞くと粄條で食中毒の事件が起きたからとのこと。

粄條がないなら、Qちゃんオススメのものでと伝え、Qちゃんがオーダーしたのは、芋頭米粉湯と客家餛飩鹹湯圓。

 

〇芋頭米粉湯

 

メニューの写真とずいぶん違っていて、Qちゃんの機嫌がより悪くなる…orz。

 

〇客家餛飩鹹湯圓

 

湯圓がね、芯まで火が通ってなかったのよ。

試しに何個かかじってみたけど(←Qちゃんが)1個だけじゃなくて、かじったのは全部。

私は胃腸が丈夫なので、芯が生だなとは思ったんだけど、疲れていたのと空腹だったので、まあいっかと飲み込んじゃったのよね。

「生じゃなかった?」と聞かれ「生だったけど、食べちゃった」と言ったら、「生なのに、食べちゃダメ!」と怒られた。

もうQちゃんがめちゃくちゃ機嫌が悪くなって、食事どころではなく早くホテルに戻りたい…という気分。

 

Qちゃん、店員を呼んで「中が生」と伝える。

作り直してもらうことになり、新しく来たのがこちら↓

うるさい客だと思われたのか、最初に来たのより豪華、というかメニューの写真と同じ盛り付け(笑)。

 

Qちゃん、機嫌悪いし、まずいまずい言うので、食べる気力がなくなった。

私が御徒町の新竹で食事をしたのはもう何年も前だし、同じメニューを食べたわけでもないので、お初で食す品。

正直に言えば、うまいもまずいも判断できない。

どっからどう見てもファミレス的なお店なので、ここで最高においしい客家料理が出てくるとも思ってないし、まずいというのは私の口に合わないだけで、これが客家料理と言われれば、そうなのかと思って食べるわけだし。

Qちゃんは客家人なので、グーグルの評価はすごくよかったのに、こんなにマズイなんて!こんなの客家料理じゃない!!!と怒り心頭。

Qちゃんママの作る料理はすごくおいしいそうなので、台北のレストランで客家料理を食べたことがなくて、私をおいしいお店に案内できなかったので申し訳ない、次回はおいしい客家料理屋さんを探しておくとのこと。

いやいや、こちらこそ、申し訳ない。

 

消化不良な夜ごはんだったので、これから夜市にやっぱり行こうと言われたのだけど、精神的にも肉体的にもどっと疲れが出て、そのままホテルに戻る。

で、ホテルでTVを見ていたら、ニュースでやってました粄條の食中毒の件。

 

帰国後、調べたら、粄條が食べられなかったのは、とばっちりっぽい。

 

次回の台湾旅行では、おいしい客家料理が食べられますように。