2024年3月
●小説・その他(著者のあとの☆印は区立図書館本)
・簡単!おいしい味つけで蒸し中華(今井 亮)
・蒸しもの お粥(ウー・ウェン)
・せいろ蒸し大全(岩崎啓子)☆
●映像
○TV
・解体キングダム
・ユーミンストーリーズ
・青春のリグレット
・冬の終り
・春よ、来い
・不適切にもほどがある
○Netflix
・我、邪で邪を制す(周處除三害)
・ミス・シャンプー(請問,還有哪裡需要加強)
・悪女(惡女)
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・『ウカンムリクリップ』:本じゃないんだけど…。
これが超すぐれもの!
この形が、開いた状態の本を挟むのに最適!!!
・『簡単!おいしい味つけで蒸し中華』/『蒸しもの お粥』:電鍋を使い出したら、蒸しもののレシピ本が参考になるのでは?と思っていたときに、本屋でたまたま目に入ったこの2冊を購入。
今、肉まん、作ってみたくてうずうずしてるんだけど、仕事が忙しくて週末は何もしたくないので、もう少し元気になったら肉まんにトライしてみる!
・『せいろ蒸し大全』
これは、近所の本屋さんで売ってなかったため、図書館で借りた。2段とか3段でどう重ねて蒸すかが載っているので、電鍋で重ねるときの参考になるかと思って。たくさん重ねたらと、おかず+デザートまでいっぺんに作れちゃうのね。これを熟読して重ね使いをこなせるようになりたい。
・『我、邪で邪を制す』:小美の左肩に入っていたタトゥーが「сэтгэл」。キリル文字なので、モンゴル語ではないだろう(=ロシア語だろう)と思ったら、たぶん、まさかのモンゴル語。モンゴル語でタトゥー、入れちゃうかな?私はキリル文字は読める(発音できる)がロシア語はまったくわからないので、ロシア語でもсэтгэлという言葉があるかもしれない。
中国語の元のタイトルも英語のタイトルも意味がわからなくて、いろいろ解説されている他人様のブログやら映画評やらを読み、検索して、やっと理解した(汗)。
陳桂林はNo.3だったけど、それって殺した人数の多い順とか罪状が多い順とかでの第三位の意味なんだろうか?3人いるから便宜上番号を振っただけなのでは?と思ったのだけど、どうなんでしょう?
でも、自分より上に2人いると思って、その2人を潰しに行き、執念で2人を殺し、本人は満足しただろうし、警察というか治安的にも三大凶悪逃亡犯が全員死亡したのでよかったんだろうけど(+信者とか2番目の手下とか他にもたくさん死んだけど)、なんだかなぁ。
『ミス・シャンプー』も見たので、なんだか台湾って黑道な人が普通に身近にたくさんいるの!?と思った。
でも、まあ、暴力的に悪事を働く人間は怖いけど、宗教が一番怖い気がする。
台湾の死刑は銃殺で、撃つ場所(心臓)に印をつける、麻酔のありなしが選べる、等々を今回、初めて知った。
・『ミス・シャンプー(請問,還有哪裡需要加強)』:『我、邪で邪を制す』と同じやくざ映画(?)でも、こちらはラブコメディー。凄惨なシーンも多々あるけれど、基本的には笑って楽しく見れる。
いろんなことを考えるのが面倒くさいときは、『我、邪で邪を制す』より『ミス・シャンプー』のような映画の方がいいな。
去年、台湾シャンプーしたとき、「還有哪裡需要加強?」って言われたかな?まったく記憶にない…。
・『ユーミンストーリーズ』:「青春のリグレット」が一番印象に残っている曲、というか青春ど真ん中でユーミンをどっぷり聴いていた時期。リグレットという単語の意味がわからなくて、辞書、引いたよなぁ(←おバカさんじゃないのよ、まだ中学生だったのよ)。あのころは、逗子に苗場に、みんなよく行ってたよね。懐かしい。
懐かしさのあまり、(香港の)シャングリラの茶器を出してみた。
「青春のリグレット」の菓子は、ちょっとイヤな女だった。
・『悪女』:あの首都圏連続不審死事件が題材、つまり、木嶋佳苗的な人が主役(なはず)。最初は秀蘭がおばさん過ぎると思った。逮捕されたとき、彼女は30ちょっとだったはず。あの事件、私にとっては全人生を全否定されたくらい衝撃的というかショックだったから、よく覚えてるんだよね。小学校中学年から進学塾と家庭教師で受験勉強に追われ、昭和の良妻賢母を育成するような女子校に入り、そこを抜け出すにはよい大学に行かないと誰も納得してくれないから死ぬ気で勉強して、甘いものをセーブして運動をして体型をキープし、良妻賢母になり損ねたので、必死に働いてマンションのローンを払ってきたのに、見た目や学歴とは一切無関係に異様に高い自己肯定感を持つ彼女は、理解不能すぎたし、私の努力はなんだったのか?という虚しさとか敗北感を感じまくった。
このストーリーだと、秀蘭も立美も悪女ではない感じがする。立美に殺しちゃえばいいんだという考えを芽生えさせたなら秀蘭は悪女になるのか?
あとね、人名の表記、カタカナだけならまだしも、名姓にするのは本当にやめてほしい。
あと、日本の家庭では海苔をあんな風に炙らないと思う。ガス台でさっさっと…って我が家だけ?
同じ題材ならば、柚木麻子の『バター』の方がしっくりくる。