2024年1月
穴八幡宮と放生寺のお守りをいただきに早稲田へ。
帰りに早稲田・高田馬場周辺でランチをすることになるわけだけど、さて、どこで食べようか。
去年は、御徒町が本店の羊貴妃羊湯館の高田馬場店で食べたのだけど、今年はもっと羊羊したものが食べたいと夫。
じゃあ、以前私が行った馬記蒙古肉餅へ行こうかということになった。
寺社仏閣に1mmたりとも興味がない娘に、「穴八幡の帰りに前に買ってきた肚包肉のお店でランチをする予定なんだけど、行く?行くなら、穴八幡でどれくらい並ぶかわからないからランチから合流ではなく、穴八幡にも一緒に行かないとダメだよ」と言うと、羊肉に釣られてほいほいついてきた(笑)。
高田馬場~早稲田間は、年に1回穴八幡宮に行くときしか歩かないけれど、行くたびにガチ中華率が上がっている。
高田馬場はリトルヤンゴンだと思っていたのだけど、中国人の中国人による中国人のためのビル(1階はガチ中華、2階以上は日本語学校、日本の大学院や美大に入るための予備校等々)が建ってたりして、池袋みたいになってきた。
で、話は戻して、馬記蒙古肉餅。
以下のものをオーダー。
◯手扒羊肉
蒸してあるので、чанасан махとは違うのだけど、こういうのが羊羊していて一番おいしい。
◯蒙古肚包肉
羊肉をハチノスで包んだ料理。
食べたのは娘のみ。
◯蒙古羊肉餅
これが大好き。
自分で作るときは、こんなに大きくなくてこんなに薄くない。
いわゆる餡兒餅の大きさと厚みで作っている(呼和浩特時代にOさんに習った作り方だから)。
◯羊肉胡蘿蔔水餃
にんじんがね…(←にんじんが苦手)
◯羊肉筋/羊腰子/羊肉串
羊肉串もいろいろ種類があった。
手前から、筋の部分、真ん中はマメ(腎臓)、普通の羊肉串。
◯蒙古奶茶
清真言。
内モンゴル料理だけど、清真菜なんだよね。
前回訪れた際のブログ↓
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娘と私は蒙古奶茶(сүүтэй цай)を飲んだのだけど、娘、「伊利の奶茶粉って日本で買えないのかな?たまにすごく飲みたくなるんだよねー」と言い出す。
そう、たまにすごーくсүүтэй цайを飲みたくなる。ちゃんと炒米(будaa)を入れたやつ。
будaaを多めに入れて、入れたばかりのカリカリのをガリガリ食べたり、長く浸してやわらかくぐずぐずになったのを食べたり…。
というわけで、日本で伊利の奶茶粉が買えるか検索したけど、アマゾンにも楽天にもない模様。
中華街で見かけた記憶はないのだけど、中華街では他の食材を買うのが目的なのでちゃんと探したことがないから、もしかしたらあるかも。
それとも池袋のような新中華街の方にはありそうな気がする。
30年前の私は伊利しか飲んだことがなかったのだけど、いろんなメーカーから出てるっぽい。
どのメーカーのでもいいのでどこかの中華食材屋に置いていないだろうか?
>***
●非常に残念なこと
「毋米粥」なる料理がある。
中華街の南粤美食で16人集めれば予約できるそうなのだが、完全ぼっちな私は16人も友達がいない。
うちの父親は兄弟が非常に多く、年に2-3回、伯父(父の一番上の兄)の帰国に合わせて兄弟(とその配偶者)そろって食事をし、その食事会なら16人くらいいるはず。伯父に今回はこの店のこのコースでとお願いして私も参加させてもらうという手もあるのだけど、それは一番やりたくない方法。兄弟の中で下の方のうちの父親でさえ80歳を超えているのだから一番上なんて100歳近いはず(その伯父が一番上ではなくその上に姉たちがいる)。老人ホームみたいな集まりの中で食事をするようなもんだし、私は親族の望むコースをことごとく外した人生を送っているため、未だに何を言われるかわかったもんじゃないから、せっかくの食事の味が絶対わからない。
そんな状況なので、「毋米粥」は一生食べられないと悲嘆にくれていたところ、高田馬場に「孫二娘 毋米粥」というお店があることを発見。
(写真はお借りしました)
ランチは普通のお粥だけど、夜は毋米粥のコースがあり、2人以上からで値段は南粤美食の半額!
高田馬場なら横浜より近いし、これはいいお店を見つけた♡と思っていた。
今回は娘もいるし(←お粥大嫌い)ランチタイムなので見送るが、馬記蒙古肉餅の斜め向かいくらいなので、ついでにお店を偵察しようと思って早稲田から早稲田通りの反対側を歩いて行くと、孫二娘 毋米粥の場所にまったく別の看板が掲げられている。
もしかして、閉店…?
ランチを食べ終わったあとに、孫二娘 毋米粥の住所まで行ってみると、先ほど通りの向かいから見たとおり、お店が変わっていた(泣)
マジか…。
高田馬場で毋米粥が食べられる!という希望が一挙に絶望に変わる。
まだオープンして1年も経ってないんじゃない?
中華系の飲食店の変わり身の早さよ(泣)