2022年1月
只享受藝術的一天
一天裡去看我喜歡的兩個作家的展覽。這兩個人,雖說是藝術,可是一點也不死板、拘泥。
上午到上野の森美術館看深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」,看完移動到神保町。
下午在文房堂畫廊看山本タカト原画展「Japonesthetique」。
我從以前就很喜歡他們,所以很高興可以親眼看到他們的作品。
アート三昧な日
アート三昧とは言っても、堅苦しいものではなく、好きな作家の個展を1日で2つ回っただけなんだけど。
午前は、上野の森美術館で深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」を見て、神保町に移動。
午後は、文房堂ギャラリーで山本タカト原画展「Japonesthetique」。
両方とも長年好きな人だったので、作品を生で見れてうれしい。
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今回は、中国語作文、苦労した(毎回、苦労してるけど)。
まず、「三昧」でつまずき、「堅苦しくない」でつまずき…。
こう訳した方がいいいうアドバイスがありましたら、ご教示ください。
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●深掘隆介展「金魚鉢、地球鉢。」
・緋照
めちゃめちゃデカい絵。
どれくらいデカいかというと、
照英の背より尾の位置が高い。
照英が金魚のブリーダーなのは知ってたけど、ヒコロヒーも金魚好きなんでしょうか?
でっかいんだけどね、すごーく細かいの。
絵の具感バリバリなのに生きてるみたいに見える。
生で見ると絵とは思えないリアルさ。
個人的にはポップな方向にいかない方がいいのに…とは思うけれど。
長年、生で見てみたい!と思っていたので、満足。
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上野から神保町に移動して、
●山本タカト原画展「Japonesthetique」
これまた昔から好きだった山本タカトさんの原画展。
「ママ、山本タカトの個展に行きたいんだけど、興味ある?」って娘に聞いたら、娘も大好きだったという。
耽美好き親子。
下絵からこんなに細かいんだと感動。
というわけで、画集とクリアファイルを買った。
最初に見た日に買った画集、週末の山本さんの在廊時にサインをしていただけるとのことで、週末に再び鑑賞し、サインを入れていただいた。
何回見ても見飽きない精密さと美しさ。
展覧会のタイトル通り、最後の浮世絵師と称される月岡芳年の作品約150点を、展示ケースではなく額縁で見られるというものすごい展示。
しかもね、八王子市夢美術館の観覧料金は800円。
太っ腹!!!
展示ケースではなく額縁に入っているということは、超接近で見ることができるわけで、今回、空摺の技法を初めて間近できちんと見ることができた。
芳年は明治の人なので(生まれは江戸時代だけど)、構図や色遣い、人物の顔つき・体位(?)が非常に現代的で立体的で躍動的なの。
錦絵は多色で派手ではあるけれど、普通に思い浮かべる錦絵よりも芳年の色遣いはさらにビビットな感じ。
黒と赤の使い方がとても印象的。
芳年というと無惨絵なので、グロい怖いと思うかもしれないけれど、無惨絵以外の作品の方が多いので、浮世絵が好きな人はこれは見に行くべき展示だと思う。
(観覧料金が800円なのに、我が家から八王子までの片道の電車賃が800円以上、時間も片道1時間以上(笑)。それでも見に行ってよかったと本当に思う。)