いけばな新進作家展(第2次) ~ 横浜市庁舎1階 | 理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

理系男子による自由に花をいける秘訣(自由花)

花をどういけたらよいか? 自由花のいけ方、そのポイントをお伝えしています。

・いけばな新進作家展(第2次) ~ 横浜市庁舎1階

 

斎藤です。

 

いけばな新進作家展(第2次)に

行ってきました。

 

第31回 横浜華道協会 いけばな新進作家展

横浜市庁舎1階

(会期は終了しています)

 

行ったのは20日だったので、

あ、もう1週間もたっちゃった、、、

 

秋も深まりゆく時季、

 

しずかで端正な作品に

こころ惹かれたわたしでした。

 

 

友松 芳月(光風流 村井 利月) ※以下、敬称略。

ノバラ、グロリオサ、アナベル、

キイチゴ、リュウカデンドロ

 

たくさんの花材にもかかわらず、

 

背景を透けてみせて

軽やかに仕上げています。

 

斜め右から見ると

竹も軽やかに魅せています。

 

 

村上 尚月(光風流 村井 利月)

セッカヤナギ、ユリ(アヌースカ)

ピンクッション、ワレモコウ、

シンホリカルポス

 

花器もおしゃれならば

敷板もおしゃれです。

菊の花模様の敷板が

 

いまの季節にも

作品にもぴったりですね。

 

 

堀井 佳美(小原流 米山 美砂子)

キク、ススキ、ヤツデ

 

ひごろよく見かける花材たち。

 

ほっとひといき、

こころが和みます。

 

1本1本ていねいにいけていて

ここちよい作品です~

 

 

山田 愛(小原流 米山 美砂子)

ノバラ、キイチゴ、シュウメイギク、

オミナエシ、リンドウ、ヒペリカム

 

秋ならではの草花をつかって

 

すずしげに、かろやかに

そして繊細にいけています。

 

 

ここから、

久保島一超先生門下生の作品です。

 

新進作家展といえども

真っ向勝負の作品の数々でした。

 

鈴木 桜子(草月流 久保島 一超)

苔梅、つるうめもどき、げっとう、

ユリ、けいとう、ピンクッション、

ドラセナ、アレカヤシ、

ハニカムレッド、リュウカデンドロン、南天

 

大展覧会にも引けを取らない

本気の花材をつかって

ノビノビといけています。

 

 

芝山 桃光(草月流 久保島 一超)

シダレザクラ、ヒマワリ、

キイチゴ、ケイトウ、フーセンカズラ

 

大輪の枯れひまわりを

ふんだんに使って、、、

 

さらに、

鶏頭もふんだんに使って、、、

広い会場にふさわしい

豪華な作品になりました。

 

 

若林 青丘(草月流 久保島 一超)

カエデ、サンセベリア、

グロリオーサリリー

 

木を組むことで

作品に高さと幅をだしています。

花材の種類はすくなめですが、

メリハリの利いた色と線で

力づよく しあげています。

 

 

いけばな展では、

ふだんのお稽古ではできない

 

貴重な体験ができます。

 

たとえば、

 

珍しい花材をつかう、

珍しい花器をつかう、

沢山の花材をつかう、

 

うちの生徒さんも

地元の花展に出せたらいいなぁ。

 

いつか、いっしょに

がんばってみましょう!

 

 

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いつも温かく見守ってくださって
ありがとうございます。