本当に凄い文章力、分析力、感性、謙虚な姿勢
その全てが彼をさらに上のステージに押し上げるのだと思います。
五日間もの長い期間親元を離れ、一人知らない選手の中に入り戦い疲れた帰り道にこれだけの報告をしてくる彼の姿勢に感動です。
ただ上手いだけではありません。
是非真っ白な心で読んでみてください。
小学六年生が世界と戦った生の声です。
バルサ戦感想
自分がバルサ相手に通用した(成功した)プレーを振り返ると、ほぼほぼが相手の体に当たらずはがせたプレーだったとおもいます。バルサは上手くて、その上身体能力も高く、体も強くて足も速く、その中でプレーしようとすると体を当てられずにスピード勝負にならないプレーじゃないといけないと思いました。なので体に当たらないドリブルを身につけたりオンザボールだけでは無く、オフザボールで初めから相手の上手を取り、身体能力の差が出ないようにするなと色んな工夫が大切だと思います。あとバルサの凄いと思ったのは両サイドウイングの裏への抜け出しです。ずっと相手の最終ラインギリギリに立ってセンターバックやセンターハーフなどが持った時に蹴れる体勢になると一気に全速力で縦に走り受けていました。
特にフェイントもしていないのに抜けるのは
タイミングが凄く良いからだと思います。それに急にスピードを上げることで相手のディフェンダーも反応しにくいからガバッと外れて裏に抜け出せます。バルサの選手のドリブルはスピードでぶち抜く以外にも相手を誘ってその逆を突くなど頭を使ったプレーもしていました。実際に自分が試合をした時も、見ている時にも、敵として嫌だと思ったのは、後ろでボランチを使って左右に素早く振ってくるところです。何度も降ってくるといっぱい走らないと行けないしパススピードも早いのでいつか追いつかなくなって連携が崩れる事があります。そこから崩して得点になる事が沢山ありました。
6年にもなると走るのが速くなってきます。その時に1番大切だと思ったのはパススピードです。パススピードを速くするだけで相手の陣形を崩せることもあるし通るようになる
パスもあります。パススピードを上げる時に重要なのは、もらう側が止めれるという事です。どれだけパススピードを速くして通ってもそれを止められないと意味がありません。なのでパススピードを上げるうえで、もらう人の技術もかなり必要だと思います。その両方がバルサは出来てました。あとバルサは選手の特徴にあったポジションとやり方でした。バックはキックのある人、ボランチセンターハーフはさばける人、両サイドウイングにスピードのある人、フォワードはヘディングの上手い人で戦い方は後ろで相手を振り回してどこかでサイドの裏を突きスピードでぶち抜く最後にクロスを上げてフォワードがヘディングで決めるという選手一人一人の得意なプレーを最大限に出せるポジション、プレースタイルでした。僕がいるチームは寄せ集めで集まってすぐに試合だったからあまり一人一人の特徴を知らずにやって自分達は勝手に自分の得意な事をするだけでチームとして味方の得意なプレーが出せるように持っていったりはなかなか出来ずにボールが来たら得意なプレーをする、またボールが来たら得意なプレーをする、みたいな感じで流れでは無く一回一回の場面で別れてしまっているけど、バルサはみんなが得意なプレーを流れるように繰り出していたと思いました。これからはチームで一緒にやる子の特徴を知りそれを出しやすい状況にどれほど持っていくかが重要だと思う。あと、サイドウイングが抜け出した時のボールです。サイドの裏に出す時に外にボールが出て行く事がよくありますが、バルサは、それが全然ありませんでした。バルサはサイドラインぎわをインカーブをかけてけるからです。インカーブをかけると中に行くので外に出にくいですそれにサイドラインぎわに蹴る事でセンターバックも取れません。外に出ない、センターバックも取れない絶妙な位置に出していました。

