わが町の
老舗の喫茶店
5月一杯で50年の歴史を閉じることになりました
音楽文化の発信地
日本フィルスタッフとして20数年通った場所です
“淋しくなるなあ”と感慨にひたる日々に
「助っ人 お願い 」の電話が入りました
各新聞紙上で閉店の記事を見た
常連客 初めての人 遠方から来た人 老若男女
連日店内はごった返しています
慣れない気遣いに
帰宅後はぐったりし
夕食の仕度をする気力もありません
それも 昨日で終わりました
力が抜けました
今日は気分を変えるため
小岱山へ…
“物事にはすべて終わりがある”
青臭いことを考えながら
黙々登る私の顔の回りを
小さな羽虫がまとわりつきます
払っても 払っても…無理!
「もう~ 煩いなあ 」
哲学者気分も一瞬にしてふっ飛びました