さて、先日ロストしてしまったFMS1100mmZeroの後釜となってもらう為に早速HSD製1100mmZeroの製作に取り掛かります!
キットバージョンとは言え動翼リンケージは既にされていて、電動リトラクトも装着済みですからモーター&ESCやエルロン2個、フラップ2個、エレベーターとラダーが各1個の計6個のサーボを搭載すれば完成なのでそう難しくはありません。
「撃墜王岩本機」と銘打ったこのHSD零戦ですが・・・
私があまり出庫に前向きにならなかった理由があります。
それは実機の零戦五二型のディティールとはかけ離れたデタラメな作りがそこかしこにあるからなんですよね~(笑)
しかしながら贅沢ばかり言っていられないので基本製作を進めていきます(`∀´)
まずは胴体からですが、ここではモーター&ESC搭載とエレベーター、ラダーサーボの搭載作業となります。
モーターは手持ちのモノをあてがってみました。
以前ホビキンで機体購入の際に安かったのでついでに購入したDurafly製3648 550kvというモーターです。3~4S対応で19$ほどでした(笑)
標準搭載モーターを調べたら3715 600kvというスペックだったのでほぼ同性能かと思いますがちょっと全長が標準品より長そうです。
ここで早速の問題点・・・
モーターに付属のプロペラアダプターの径が細すぎてスピンナーベース合わなかったのでこのプロペラアダプターだけはラジ1さんで新たに標準品を手配しました。
とりあえずモーターを仮付けしてみると、ダウン&サイドスラストが0です。防火壁が真っ直ぐ取り付けされているようなのでモーターマウントと防火壁の間にワッシャーを入れてスラストを適当に付けてあげる必要があります!
発注から2日後ラジコン1さんからHSD零戦用のプロペラアダプターが届きました。
このパーツだけで販売してくれていたのはとても助かりました(^o^;)
ですが、ここでひとつ不安材料がありました。それはこのアダプターがDuraflyモーターに付くかどうかです。流石に固定ネジ穴の寸法までは不明だったので現物合わせするまで不安でした。
結果は・・・
どうにか無事に装着できました。ホッと一安心です(^^ゞ
ついでにモーターマウントにワッシャーを2枚ほど挟みダウン&サイドスラストを設定。角度はは適当なので飛ばしてから必要であれば微調整します。
続いての問題点はモーターが若干長いのでエンジンカウルとスピンナーの位置関係ですが・・・
やっぱりちょっとスピンナーが前に出過ぎててマヌケな感じになってます(笑)
かといってモーター位置を奥に下げるとなると防火壁の位置変更という大工事になってしまうし、今更モーターを新調する気にもならないので苦肉の策を取りました!
2mm厚べニアを使いカウル固定用のビス受けを新たに設置。
排気管がはみ出し過ぎない程度にほんの少しだけカウルの位置を前側にずらしてスピンナーとの距離を若干狭めました。かなり手抜きの修正ですね(・_・;)
でも、これでなんとか手持ちのモーターを生かすことができました(・∀・)/
ところで、この胴体作業で早速間違いディティールを2点ほど指摘しておきます(@_@)
詳しい方ならすぐにこの画像をみてお分かりかと・・・
零戦の機体色(グリーン)と腹面色(グレー)の境界線が間違ってます。
正確には水平尾翼に向けてグレーゾーンがせり上がっていきます。
逆に雷電などはこのラインなのですけどね~
さらに・・・
カウル下に本来あるはずのオイルクーラーの吸気口がありません。
導入時の画像ですが、FMSはちゃんとこのあたりを再現してますね(・ω・)b
まずはちゃんと飛ばす事を第1目標にして、こういう細かいディティールは徐々に修正して行こうと思います(^ε^)♪
続く・・・