『無垢材や漆喰、シラス壁などの自然素材を使い、

住宅のプロが造る高断熱・高気密の100年もつ家!』

 

玄関アプローチ。階段からポーチ、玄関内まで土間三和土(たたき)風に仕上げています。

 

●気密性能C値は0.4

 断熱性能と換気性能に気密は欠かせません。気密性能は「相当隙間面積」C値(床面積1㎡当たりの隙間の大きさ)で表され、現場で測定します。C値は1.0㎠/㎡以下が望ましいとされていますが、この住宅では0.4㎠/㎡。建物全体で名刺大(約50㎠)の隙間しかないことになります。高気密(1.0以下)にするには丁寧に施工するしかなく、確かな施工技術が必要となります。

 

 気密測定状況。気密性能(C値)を正確に計測します

 

●最高の耐震等級

 耐震性能は最高等級の3。建築基準法の1.5倍相当の耐震性があり、繰り返しの地震も想定して面材耐力壁を採用しています。高い耐震性で大地震にも小規模の修繕程度で継続して住むことを可能にしています。

 

●室内の音環境にも配慮

外部からの遮音性はもちろん、住居内の生活音にも配慮しています。住居内の温度差を軽減するために開放的にすれば生活音も聞こえてしまいます。そこで、音が響くのを抑えるために2階の天井には吸音板を取り付け、2階の床には厚さ1センチの遮音マット、更には1階の天井に吸音用のグラスウールを施しています。また、トイレも防音仕様にしています。

 

●100年もつ理由

1、耐久性の高い工法や資材を採用

外壁から室内壁まで17センチの厚さがあり、通気壁工法を採用し、壁の中には遮熱性の高い透湿防水シートや防露性の高い調湿気密シートを使っています。ですから、建物の木材が湿気などでいたむことがなく、また、屋根や見えない部分に高耐久資材を使っているので長持ちにつながります。

外壁通気層・遮熱透湿防水シート

 

2、呼吸をするシラス外壁が家を守ります

シラス外壁材は、防水性と同時に透湿性も兼ね備えています。また、マグマの熱で自然焼成された天然の素材でありながら、退色・劣化がおきにくく、メンテナンス費用が軽減できます。さらに、シラス壁は汚れた場合、散水ホースや高圧洗浄機できれいにできるので壁の塗りなおしなどのメンテナンス費用も抑えられます。