ちょっとマニアックな話になりますが、先日(6/5)、建設住宅性能評価の2回目の現場検査に工事監理者として立ち会いました。

評価書は構造、劣化、温熱・エネルギー消費、維持管理の分野について4回の現場検査を経て交付されます。本プロジェクトでは、売買時の住宅の適正な評価につなげるため敢えて評価書の取得を目指しています。お金も労力もかかりますが、性能や管理状態がきちんと評価される住宅市場に早くなって欲しいとの思いからです。

現場検査は、施工者・安恒組さんの適正な現場管理と丁寧な施工により1回目(基礎配筋)と同様に順調に進みました。

今回は現場検査前日の工事監理者確認時の工事の状況です。

これから外装、屋根・外壁断熱材吹込み、気密層施工、気密測定へと進んでいきます。屋根・外壁断熱には蓄熱容量が大きい(室内への熱の移動が緩やか)木繊維断熱材・シュタイコを採用しています。

全景(前面道路から東方向)

全景(東方向)

第一種換気設備スリーブ(ダクトレス・全熱交換)・外部照明配線管の気密

1階屋根・横垂木通気孔(屋根通気を確保しています)

電力等引込み配電線管(周囲は気密処理されています)

コンセント周りの気密(既製品を使用しています)

構造金物(1階柱頭部・筋かい金物・ホールダウン金物)

2階軸組(南東側子ども室・ワークスペース)

2階WC給排水管(1階天井裏、通気弁あり)