先日、地元省エネ住宅トップリーダーの住宅会社様にご紹介いただいたKIDO環境プラン様に、自身初の気密測定をしていただきました。

測定機器セット後、先ず、室内を負圧にして漏気の状況を確認し、漏気が認められた浴室点検口周りと玄関ドア枠周りに防蟻発泡ウレタン、気密テープにより気密措置を施した上で本測定に入りました。

設計では相当隙間面積C値=0.7(㎠/㎡)を設定していましたが、結果はC値=0.4。

すき間の合計面積は51㎠(家全体で概ね名刺大の穴が開いている)でした。

測定者の方からは現場を見るや「0.7はいけてそう」と言っていただいていましたが、結果が出るまではドッキドキでした。

気密に法的な規定はありませんが省エネには欠かせない要素です。設定以上の結果は監督さん、大工さん、電気屋さん、管工事屋さん方の連係プレーのたまもの以外に何もありません。現場力に感謝、感謝です。

高気密・高断熱住宅と言えるようになりました。

 

測定器セット(室内)

測定器セット(外側)

浴室点検口(点検口周り、配管周り発泡ウレタン気密措置)

玄関ドア枠周り(漏気確認中)

火打ち梁取付け部(漏気確認中)

柱の背割り部分も漏気の一因になります

報告書の一部(C値0.4㎠/㎡、すき間の合計51㎠)

 

 

 

 

先日(6/25)、建設住宅性能評価の3回目の現場検査に工事監理者として立ち会いました。

内装下地張り直前の工程での断熱材の種類、断熱構造、窓・ドア等の仕様等、前回未施工の防蟻処理等が検査の対象でした。

今回は検査当日の現場の状況をお伝えします。

 

残す現場検査は第4回・竣工時のみ。

現場のこまめな工事写真の管理に感謝、感謝です。

 

2F屋根断熱気密層

屋根断熱内の夏型結露を考慮して調湿可変タイプの気密シートです

1F浴室外壁

外壁も天井と同じ気密シートです

1F浴室基礎断熱(スタイロフォーム㋐60)

点検口は既製品

2F床・遮音シート張り(1Fへの音対策の一環)

サッシ枠も入り始めました

無垢材はやっぱり美しい

 

 

6月17・18日の屋根及び外壁の断熱施工に立ち会いました。

断熱材は、以前、安恒組様と一緒に施工現場を見学したことから採用した蓄熱容量が大きな(熱の移動が緩やか)木繊維断熱材・シュタイコ。

固形化された材料を丁寧にほぐして作業車から住宅内に圧送し壁・屋根に吹き込みます。事前に吹込み用の専用シートを張るのですが、大工さん方には圧力に耐えるよう横桟を450㎜間隔で付加していただきました。

吹込み作業チーム、大工さん方の連携に あっぱれ です。

床はグラスウールボード105㎜、土台・大引き間断熱です。

6/17全景(外壁そとん壁下地・木ずり完了)

木繊維断熱材・シュタイコ吹込み用シート(2F外壁)

作業車内・ほぐし作業

吹込み作業(外壁)

吹込み完了(外壁)

屋根葺き込み作業

床断熱・GWボード㋐105(施工前)

床断熱・GWボード㋐105(施工中)