学習の第一歩は、自分の無知を認めることである。
これは、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」の34ページからの引用です。ソロー(米国の作家・思想家)の言葉です。
ASDやひきこもりの方などが、「第1の習慣:主体的である」の意味がわかり、自分は「主体的である」の意味がわかっていなかったと認めるときは、相当のショックと覚悟を伴います。
これは、「公的成功」(「第4の習慣: WIN-WINを考える」から第6の習慣「シナジーを創り出す」)が初めて理解できたときも同様です。
今まで自分が「(家庭・勤め先※などを除く)集団に属していなかった、歓迎されなかった、なじめなかった」のは当然だ、と疑問が氷解します。
これらの気づきは、相当なショックを伴います。
しかし、そしてようやく、日々の決意や顔つきが変わり、真の意味で社会や集団に属して他者に機能を提供できるようになるのです。
※「勤め先」がなぜここで出てくるかです。
障害者雇用等のケースで、業務はしているが、集団に溶け込めていない、「社内ひきこもり」「働くひきこもり」の人が少なくないからです。(業務は、していない場合もあります)
プライベートで他者に必要とされない人が勤務先でうまくいくわけはないのですが、採用されてしまうこともあるのです。
追記
自分で「7つの習慣」などを学び、実践することはとても大切だと思います。
ひとつには、「あなたは現在主体的ではないよ」「現在他人と協力できるレベルではないよ」とずばり言ってくれる人は、人生でほとんどいないはずだからです。
言ってくれないのは、「自分の無知を認める」ことが上述のような大きいショックを伴うから、配慮してです。
本当は、言ってくれる人には感謝したほうがよいくらいなのです。
<今回の参考書>
初心者向け「7つの習慣」本です。ASDやひきこもりの方々はまずこちらから読むとよいです。記入式ワークは、絶対実施しましょう。
<注釈>
当ブログは、「7つの習慣」「苫米地英人博士のコーチング」を活用して、まったく将来の見えない「自閉症スペクトラム(ASD)の方」、「ひきこもり状態の方」、「グレーゾーンの方」、「生きづらい方」などの困りごとを根治させるという「はっきり言ってとんでもない内容」です。
「福祉の支援員さん」など一般の方にも役に立つと確信しています。
ただし、「守秘義務がある内容」は書けませんが…
※文中に出てくる「自閉症スペクトラム(ASD)」等は、「グレーゾーン」も含みます。
※「苫米地英人博士のコーチング」の専門用語は、書籍「立ち読みしなさい!」「コンフォートゾーンの作り方」で学ぶことをおすすめします。