No.997 弱った母親に、「応急処置」をしてよかったのか【完訳 7つの習慣 人格主義の回復】 | 「生きづらいアナタ」も、「天才・苫米地博士の知識」でQOLが上がる!

「生きづらいアナタ」も、「天才・苫米地博士の知識」でQOLが上がる!

自閉スペクトラム症(ASD)と統合失調症の診断あり。「西洋医学のみに頼らない」スタンス。精神障害2級。障害者枠就労を10年経験。早稲田大学政治経済学部卒業。天才認知科学者・苫米地英人博士の知識を学び、実践していきます。

当ブログの内容は、「まったく将来の見えない自閉症スペクトラム(ASD)の方」、
同じくグレーゾーンの方」、「ひきこもり状態の方」、
生きづらい方」などが主な対象ですが、一般の方にも役に立つと確信しています。

 
抽象度が高く、なるべく多くの人の問題解決につながる記事を、

出し惜しみせずに執筆します。

 

「守秘義務がある内容はNG」ですが…

 

<本文>

筆者は、数年前「母親が父の介護が始まり弱ってしまった」
ときに、テレビ受像機でYouTubeを見られるデバイスを
プレゼントしてしまいました。

これは、今思うと、大失敗でした。

「これは応急処置をしないとまずい!」と思ったのです。
 
母は、作詞という特技があったのですが、
毎年のように入選していたコンクールが中止になってしまうと、
作詞しなくなりました。
 
そんな中、父親の介護が始まったのです。
母は、YouTubeで、一時的には、元気を取り戻しました。
 
しかし、現在ではYouTube漬けになってしまい、
「抽象度の低い」「教養がなくてもわかる」動画ばかり見ています。
作詞をしていたころの面影(ある程度の気品)はなくなりました。
 
他人との付き合いも減りました。
母は、もともと自分から知り合いに声をかける人ではなかったですが、
作詞仲間やカラオケ仲間などから声をかけられる存在ではありました。
 
ここで、「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」256ページから引用します。
ビジョンもなく、自分を導くことも律することもなく日々を送っていると、
誰でも慢性の痛みを感じる。何となく不安や不満を覚え、
少しの間だけでも、そんな痛みを和らげようと何がしかの処置を講ずることも
あるだろう。
(中略)
ところが人間関係で問題が生じると、慢性の痛みは急性の痛みに転じる。
強烈な痛みだから、一刻も早く鎮めたくなる。
そういうとき、私たちは応急処置で治療しようとする。
個性主義という名のテクニックを絆創膏のように患部に貼りつけるのだ。
しかし、急性の痛みの根源は慢性的な問題にあるのだ。
表に出てきた症状だけを治療するのはなく病根を取り除かなければ、
応急処置はむしろ逆効果になる。
慢性の痛みにますます慣れていくだけなのである。
まさに、現在の母の話です。
 

筆者は、「あのときどうすればよかったのか」今もってわかりません。

「7つの習慣」の私的成功(第1の習慣~第3の習慣)すら
理解実践できていなかったころです。

 

しかし、数年前、YouTubeを見られる環境を与えていなかったら、まずかったのです。

これからどう「病根」を取り除けばいいのか、「筆者の公的成功の習得」が
望まれると思います。

<今回の参考書>

「7つの習慣」を身につけるには、この本は避けて通れません。

 

<注釈>

※文中に出てくる「自閉症スペクトラム」等は、
「グレーゾーン」も含みます。

※「苫米地英人博士のコーチング」の専門用語は、
書籍「立ち読みしなさい!」で学ぶとよいでしょう。

※本ブログは、現在、「最低週1回」ペースで更新しています。

(原則、日曜日の更新を目指しています)