Paul McCartney 「 Once Upon A Long Ago」
ワンス・アポン・ア・ロング・アゴー (Once Upon A Long Ago) は、ポール・マッカートニー（Paul McCartney）が1987年11月に40枚目のシングルとして発表した楽曲。編集盤のベスト・アルバム『オール・ザ・ベスト』の1曲として発表されてから2週間後にシングル・カットされた。プロデュースはフィル・ラモーンで、ミキシングはジョージ・マーティンが担当している。呼び物はナイジェル・ケネディのヴァイオリンである。
イギリス・チャートでの最高位は10位で、ポール・マッカートニーが自国でトップテン入りを果たした最後のシングルとなった。アメリカ合衆国ではこのシングルは公表されておらず、そもそも『オール・ザ・ベスト』米国盤には収録されてすらいない。したがって米国では1993年に「ポール・マッカートニー・コレクション」シリーズとして再発されたアルバム『プレス・トゥ・プレイ』にロング・バージョンがボーナス・トラックとして収録されるまで、未発表音源のままであった。
英国シングル盤のB面は、エルヴィス・コステロとの共作「バック・オン・マイ・フィート」である。こちらは「ポール・マッカトニー・コレクション」シリーズのアルバム『フラワーズ・イン・ザ・ダート』のボーナス・トラックとして、初めて米国で発表された。
