息子、5歳11ヶ月
自閉スペクトラム症
こだわりが強い
3歳で発達指数63
5歳で発達指数90
ゲーム大好き
四月から情緒級入学
続き。。
スクールへ入ると暴れまくる息子の姿。
ちょっと今まで見たことない程の精神状態なのがわかりました。
事の経緯ですが
友達に何かを言われた。おそらく日本語。
↓
我慢できず椅子を投げた。
友達の顔にぶつかり、唇を切ってしまった。
↓
パニックはおさまらず、オフィスへ移動させられる。
↓
少し落ち着く。
↓
お弁当をそこで食べさせようとお弁当出す。
↓
テーブルにあったお弁当を投げる。
またパニック始まる。
↓
私に電話がかかってくる。
説明のあと、校長先生は、
「何をしてもおさまりません。
もうこれはASDというか脳の病気ですよね。将来犯罪を起こす前にきちんと治した方がいい。」
という内容を話してきました。
こんなにズバッと言われたの初めてでした。
脳の病気と言われ、犯罪者扱い。
特性を理解してくれてると思ったのが間違いでした。
この癇癪には対応が無理な学校なんだとわかりました。
息子は今までももちろん癇癪がひどく幼稚園でも頻繁にありましたが、先生がすぐおさめてくれていたので、長く続くことはありませんでした。
癇癪あるけど、ケロッとすぐ治っちゃうタイプですよねって言われてたくらい。
また、幼稚園の先生のおかげなんですが、周りの子に物が当たることもありませんでした。
こんなに、大人の対応次第で癇癪がおさまらず、ひどくなっていくもんなんだと初めてわかりました。
もちろん、息子のやってしまったことが原因なのでこちらが悪いのは当たり前なんですが。
結論を言うと、
インターナショナルスクール側も今後責任が取れないということで、私たちも息子を受け入れる気持ちが全く消えてしまった方達に預けるのはこわいという気持ちから、体験入学から二週間後、退学ということになりました。
この経験で心底わかったのは、
⚫︎ASDはまだ教育に携わっている方でも理解されてないことがある。
⚫︎対応次第で、息子の癇癪はひどくなる。
⚫︎今までの幼稚園が私が想像してた以上にかなりうまくやってくれていた。←これ1番感じた
⚫︎犯罪者扱いをされることがきっと今後ある。
⚫︎ただ、癇癪のない日は、インターナショナルスクールという自由で縛られない空気は息子は楽しそうだった。
この経験は現実を知るチャンスになり、とても勉強になりよかったんだと思っています。
息子の特性がわかってから、この事が起きるまでは、出会う先生や周りの方があったかく息子を迎え入れてくれていたので、みんな説明したら受け入れてくれるのかなと私がぬるい考えをしてたことにハッとさせられました。
本当に犯罪者にならないように育て上げなければ!と心に誓った出来事でした。
ちなみにですが
もちろんインターナショナルスクールはたくさんあり、これは一例なので
私は今もインターナショナルスクール自体は好きで、批判ではなく、息子には無理だったなというお話です
そして、日本語か英語かはさほど本人は問題ではなかったようでした。もしかしたら、英語は今まで軽くやってたからかも
ほんと、特性のある子には、その子に合った環境を用意してあげるのがとても大事ですね