美味いもの日記 2011年8月17日    雪漫々(日本酒) | 美味いもの日記

美味いもの日記

ボクの好きなお店

昨年末、いろいろな媒体社の納会をハシゴする機会があった。

当時の上司からの指示。
「どうせ、お前はどこへ行ってもガブガブやるんだろうから、せめて差し入れくらい持って行けよ」

はいはい、お酒なら任せておきなはれ、、、、
と思っていたのだが、さらに高いハードルを課してきた(笑)

「お金を出せばいい酒は手に入るのだろうが、それでは芸がない」
「東京では手に入らない酒を手に入れて、差し入れよ」とのこと。
「仕入れに地方出張に行ってもいいんですか?」と言ったら、こいつはバカなのかという顔をされた(笑)
はいはい、どうせボクはバカですよ(*^▽^*)

うーん、どないしよかなっと思案していたら「山形のT社長に相談してみたら?」と助け舟。
そっか、山形には高木酒造(十四代)、出羽桜酒造(出羽桜)、酒田酒造(上喜元)、樽平(住吉、樽平)亀の井酒造(くどき上手)高橋酒造店(東北泉)など素晴らしい蔵がある。
頭の中が「東京で手に入らない酒を差し入れよ」ではなく「飲んだこともないお酒が飲めるかもしれない」と微妙に楽しくなる。

T社長に連絡したら「あ、それなら出羽桜の雪漫々というのがあるよ」と即答。
生産量が限られていて地元でも手に入りにくいのだが入手のルートはあるから、と
すぐに送ってくださった。

美味しい、美味しくない、お酒はとてもわかりやすい。
ある放送局へ差し入れたらあっという間に空に。
続いてある出版社に差し入れたらこれも空に。

ふわっとキレイな香り(精米歩合45%だからキレイな吟醸香が立つ)
甘口ではないと思うが、米の甘さが感じられる。
飲み口はすっきりして、思わず一杯が二杯、二杯が三杯となる。
あ、ボクではありません、、、、
放送局の皆さまも、出版社の皆さまもそうでした。

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3月に引越しをしたボク。
なんとそのときT社長が引越し祝いにとこの銘酒を送ってくださった(有難いというか、恐れ多い)

両親と飲みたくて開けずにいたのだが、今月末に両親がこちらにくることになったのでその時に開けます。

もう少しの辛抱です(笑)