今回はウイリアウムズFW14Bについて書いてみようと思います。

とにかく、このマシンは憎たらしいほどに速かったマシンですね。
パトリック・ヘッド、エイドリアン・ニューエイが設計。
90年代の最高傑作と呼ばれたマシンであります。
このマシンを操るナイジェル・マンセルが開幕5連勝からはじまり
マンセル初のワールドチャンピオン獲得。

速いマシンは美しいです。

このマシンの特徴は、何といってもアクティブサスでしょう。
上の写真でも分かるとおり、アクティブサスの部分は常に布で覆われていて
いかにも「秘密兵器」といった感じを醸し出していました。
94年からアクティブサスは使用禁止になってしまったんですけどね・・・。
この動画を見てもらえると、なんとなく凄い装置ってことが分かると思います。
当時、この映像を見たときは、ほんとにナレーション通り
生き物みたいで驚嘆したことを覚えています。
↑これスゴイですよね。
この年からウイリアムズの黄金時代が始まるんですが、
皮肉にも、セナがウイリアムズに移籍した年から、アクティブサスの使用は禁止されてしまって
ハイテク装備を取っ払ったマシンは扱いにくいものになってしまい・・・。
この先はFW16の話になってしまうので割愛します。
とにかく、見ててもマシン性能に差がありすぎな感はあったんですが
マシン性能で劣るセナがハイテク装備満載のウイリアムズに挑む!
みたいな面白さはありましたよね。
長年F1を観てきた中でも、印象深いマシンという意味ではNo.1です。