GP Car Story 最新号のVol.8を購入ました。
このシリーズの本は全巻揃えています。
今回はベネトンB192
最近、M・シューマッハがスキー事故以来、昏睡状態になっていましたが、
意識を取り戻す時間があり、リハビリのために転院したという嬉しいニュースがありました。
このベネトンB192は、M・シューマッハの初優勝をもたらしたマシンでもあり、なんだか感概深いです。
今日はF1オタクの独り言を書いてみようと思います。
今見ても、カッコいい。
やっぱり全幅はこのくらいあった方がカッコいいと思います。
このマシンは、1992年のマシンですが、1992年はウイリアムズFW14Bでアクティブサスを搭載して異次元の早さでマンセルがチャンピオンになった年です。
ベネトンB192は、当時では珍しいハイノーズを採用して最も成功させたマシンではないでしょうか。
このB192からハイノーズが流行して、現在のトレンドを作る形になったと思います。
エンジンはベネトンだけに供給される、フォードHB V8のシリーズ7
この頃のF1は本当に面白くて、毎日暇さえあればビデオを観ていたものです。
全チームのマシン、エンジンの型式くらいは軽く暗記していましたし、各チームのドライバーの人間関係や、政治的な背景など、かなり深いところまで観ていました。
このベネトンB192に乗っていた当時のシューマッハは、若くて生意気だったので正直あまり好きではなかったです。
セナとも何度もトラブルになっていましたしね。
あの頃はセナがヒーローのように扱われていたし、マスコミもそんな報道の仕方をしていたような気がします。
今になって振り返ってみると、セナもなかなか気性の荒いところもあったんだなぁと思いますけどね。
やっぱりF1デビュー当時は、みんな生意気なんだけど、みんな年を重ねると大人になって、他人に敬意を払うようになったり振る舞いも大人になっていきますよね。
F1を真剣に観てると、そういう人間模様までが見えてくる。
それにしても、あの頃のF1は良かったなぁと思います・・・。
これは昔の思い出は美化されるとか、そういうものでは無くて、単純に速く走ることに全力を注いでいたF1があったからだと思います。
今ほどガチガチにレギュレーションで固められていなかったので、各チームでハイテクマシンの開発競争が凄かった時代でしたね。
今は、ショー的な要素のためにおかしなルールばかり・・・。
今度は、また別の号でいろいろ書きたいと思います。