真鍮・チタン・ステンレス 加工・異型棒のことなら冨繁メタル -6ページ目

ステンレス№2

約2年前に工場を立ち上げた歴史の浅い工場でした。


現在は、丸、楕円形、四角の生産が主力で異型棒の経験が少ないので、今回の異


型棒に関心を示し話がはずみました。


具体的な形状は、T断面(横巾6㎜×縦20㎜×厚み2㎜)のグレーチング(溝蓋)


用途は、主にレストランの床で水が流れる箇所に溝フタとして使用されています。


鉄製の材質が多いですが、道路の両端にもよく利用されています。


金型費用は無料で新しい形状に挑戦したいので、注文の要請を受けました。


帰国早々に承認図面が届き、正式に注文をしました。


日本側のリスクが少ないですが、製品の出来具合が心配です。


2ヵ月後、試験押しの連絡が入りましたので、期待に胸を膨らませながらM商社と一


緒に工場に訪問しました。





ステンレス№1

M商社と一緒に韓国ステンレス工場のO会社に訪問をしました。


当社が欲しい製品を数年前から製造して日本に輸出の実績の説明をされました。


当社にもお願いしましたが、日本のお客さんに迷惑を掛ける可能性があるので、


難しいと言われ、 「ガックリ」 しましたが、韓国工場の信頼度がUPしました。


もし、簡単に受けてくれたら、当社の製品も流される可能性があるからです。


№1の推薦工場に断れましたが、次の推薦工場に気持ちを切り替えました。


翌日はK産業に訪問しました。


K産業のT常務とM商社とは、昔からの知り合いで訪問を歓迎されました。


K産業は、当社が欲しい製品の製造はしていないので、製造を受けてくれました。


早速、細かい打ち合わせに入りました。



ステンレスの歩み

真鍮異型棒工場で約25年間販売をしていましたが、2000年9月に新たに流通問屋を


立ち上げてからは、今までと違った材料の拡販を模索していました。


2002年の夏


グットタイミング!! 『ステンレス異型棒』 依頼が舞い込みました。


昔、ステンレスの技術革新によって、真鍮異型棒の減少が有りましたが


年月が経って、今度はステンレスで増量の可能性が出てきました。


韓国のステンレス工場視察の準備にかかりました。


2002年夏~現在までの、ステンレスの歩みを書き込む予定です。