“金継ぎ”とは、割れたり欠けたりした器を漆で接着し、継いだ部分を「金」で装飾しながら修復する、日本の伝統的な器の修復方法です。
欠けたり、割れたりした器が元の形に堅牢に修復されるのは、
実に嬉しく大きな喜びが感じられます。
最も大きな“金継ぎ”の魅力は、偶然のヒビや欠けに装飾された「金」によって、
元の器とは違った“風情”と“味わい”が出てて、以前よりも素晴らしい器に
生まれ変わることなんです。
これはシアトルから日本への引越しで、取っ手の部分が割れて取れてしまった物。
カップは無傷だったので捨てられず…。
カップは無事だったので金継で見事に蘇りました。
このお皿は、蚤の市で8枚買ったうちの1枚です。
オットが洗っている時に落としてしまって、綺麗に割れてしまいました。
せっかく8枚揃っていたのに1枚でも割れてしまうと悲しいですが…。
キレイになって8枚のまま♪
これは京都の骨董屋さんで見つけた小皿4枚です。
縁が何箇所も欠けていましたが、金継をすればもっと美しくなるので
承知で購入してきました。
このお皿も…。
洗っている時にちょっと当ててしまって欠けてます。
金継をしてあったのですが、先日うっかり食洗機に入れてしまって、
修理した部分が剥がれてしまいました。
食洗機には弱いです。
おもて面から見ると、ちらっと茶色い漆が残ってい部分で、
小さな小さな欠けですが…。
これもまた修理すれば使えるなんて、
こんなに嬉しいことはありません。
ちょっと割れても「ガーン!」と落ち込むこともなくなりました。
金継ができる〜。と気持ち余裕な感じ。^^
金継は古い陶器だけと思われがちですが、そんな事はないんです。
我が家のお安いプレーンな白いお皿達も、ちょこちょこ金継が施されていて、
どんどんお皿の表情が変わっていく、それも楽しみ。
みなさんのお家にも欠けているお皿や器はありませんか?
お気に入りのお皿に金継をして大切に使っていく。
とっても心豊かな気分になること間違いなしです。
一緒に金継しませんか〜?
金継ワークショップ始まります。
詳細はこちらでご覧くださいませ。
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