こちらのブログでは公表してはいませんでしたが、
2018年3月、私は乳がんに罹患しました。
ステージ2A。左胸全切除。再建なし。
リンパ節などへの転移はなく、ホルモン療法のみで現在まで来ています。
この記事は丁度1年前の今日、違うブログで書いたものですが、転記させていただきました。今後はこちらのブログでも乳がんのことを書いて行こうと思います。苦しみや、不安の中にいる人に何かの助けになる幸いです。

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201年5月10日
乳がんと言われた時、
「ああ、やっちまった」
と思いました。
その意味は
「自分を痛めすぎた」
です。
免疫異常で起る病気はメンタルの面では
「自己否定が過ぎると発症する」
と言うことを聞いたことがあります。
それは、本来は自分の体を守ろうとしてくれる免疫が何かしらの変異で自分の良い細胞を敵とみなし攻撃し始めることで起るのだそうです。その1つがアトピーだとか。
癌もそうなんだろうな~。
乳がんが分かった時、生活習慣もそうだけれど、一番大きな理由は
「私が私を嫌っていたから」
だと思いました。
私は日頃からそのままでいいよ~とみなさんに言っている人です。
自分のこどもにも、カウンセリングの時にも何か講座をする時にも
「自分の在るがまま(ありのまま)
を認めることが大事です」
と言って来ました。
私自身もそう思い、そう実行できていたはずでした。
一部を除けば・・・・。
その一部とは。
「性別が女であること」です。
私は自分の性別が女であることがとても嫌で嫌で仕方がありませんでした。
理由は女でいていい思いをしたことが一度もないからです。
ブラックな過去、遊ばれ女の20代、離婚、再婚、離婚、育児の苦労、母子家庭の大変さ、キャリア形成のむずかしさ、色々なことで悔しい思いばかりしてきました。
男運も悪い😂
仕事でバリバリやりたくても子供がいて思う通りに好きな仕事ができない。
家事も育児も全部自分一人でしなくてはならない。
女ってなんて損な生き物なんだろう。
そうず~~~~~と長い間思った来ました。
意識上では自分はこれでいいんだと思っていたのに、深いところでは全然そう思えていなかたのですよね。とてもお恥ずかしい話です。
無意識に深く、深く根付いたこの思い。
辛いなと思うことがあると、時々は顏を覗かせて、
「自分が女だからこんな思いをするんだ」
と思うこともあったな~。
女であることを嫌うということはもはや、自分の存在を嫌っているということ。
これこそ完全なる自己否定です。
「女の私は存在してはならない」
そんなことを自分で自分の無意識に植えつけていたのだと思います
だから、きっと、女性の象徴である胸に癌ができたのだと思いました。それに子宮も2回メスをいれているのもそういうことかとも思いました(帝王切開ですが)。
女性のシンボルばかりに傷をつける私。これは、本当のありのままの自分を愛することを学ばない限り乳がんは静かになってくれないなと思いました。
神様が「自分を嫌うな」と教えてくれたようにも感じます。
だから、今度こそ、私は私を、女としての私を大切にしていこうと思います。
片方のおっぱいがない私を丸ごと愛してい行こうと思います。
おしゃれも誰かの気を引こうとするのではなくて、きれいな自分を自分で見て
素敵と思って自分に喜びを与えるためにしていこうと思います
その過程で誰かをまた好きになれたら、それこそ今度はよいパートナーシップを気付けそうな気がします。

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心カウンセラーSAORI