夫婦でいること、パートナーと持つことの意味 | あなたが幸せで在りますように

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こんにちは、心理カウンセラーの佐織です。
先日、19歳の大学生女子と話している時、こんな言葉を聞きました。
「そもそも、彼氏や旦那が必要な意味が分かりません」

と。

おお~随分と覚めているな~と感じながらも、この子は私ととてもよく似ている子なので

その気持ちが分からなくはありませんでした。

どちらかというと共感します。

というのも、ご存じのとおり、私は2回離婚しています。

2回の離婚で得てきたことは

「自立」ということ。

1度目の離婚は相手側の不倫が一番大きな原因でした。

相手が不倫に走った理由は、寂しさからでした。

障がいを持った息子に私が全精力を捧げ、生きるか死ぬかの瀬戸際も

必至で看病をする中、1人孤独感を感じてしまったようです。
 

情けない・・・・。心底そう思いました。

そして、子どもは亡くなり、私たちは修復不可能となり離婚しました。

今までず~と個人としての自立は大切だなと感じてきましたが、夫婦間でも同じで

夫が妻に、妻が夫にべったりよりどころを求めて心的依存をしてはダメなんだなと思いました。

夫婦間でも、1人の人として精神的な自立をしていないことには

私たちのケースのように片方が倒れてしまうのでしょう。

 

この経験から夫婦としてうまく行くためには個人として自立することが第一条件のように感じます。

離婚してからの私は

もう一度子供が欲しいという思いから婚活をスタートしました。

そして再婚、出産。2回目の離婚。

この時の離婚原因は意思疎通ができないことの苦しみでした。

カサンドラ症候群という状態になっていました。

カサンドラ症候群とは

それが苦しくて、自分がおかしくなる、壊れていくことが嫌で別れました。

子ども欲しい・・・そのための結婚だったところもあるので、子どもはもちろん連れて出ました。

2回目の離婚の時に一番心配だったのは経済的な自立が私にできるのだろうか?

ということ。

一度目は子連れ離婚ではなかったので、実家に戻り、再就職も楽にできました。

が、今回は子連れ離婚です。

子どもは3才半、幼稚園生。まだまだフルパートで働ける状態ではありません。

けど、自分を苦しめるだけで私ができることをしても解決にはつながらないこの苦しい結婚生活は

自分の為にならないと思い、思い切って離婚しました。

結論としたら、少し時間はかかりましたが、経済的な自立はできたと思います。

貧乏に泣いたことも沢山あります。

子供がいなければもっと働けるのに!と思ったことも正直あります。

けれど、もがきながらも、今はとても安定した暮らしを手にいれることができました。

 

そして、そうできてきたことからの自信なのでしょうね。

これらの過程で思うのは、

経済的自立と精神的自立ができているならば

夫はいらない。パートナーもいらない。

ということ。

そう先に出てきて大学生女子と同じことを思って来ました。

 

が、しかし、なぜ世の中には夫婦というものが存在するのだろう?

彼氏やパートナーの存在を求めるのだろう??

という疑問はず~と持ち続けています。

 

その疑問の答えが最近出ました!

 

 

何故人は夫という存在、彼氏という存在を求めるのか?

それは、一言でいうならば「安心感」を得たいから

だと思うのです。

何かあった時に、

「大丈夫だよ」

「そばにいるから」

そんな言葉をかけてくれて、抱きしめてくれる。

その存在を身近に感じたいから特定の人を欲するのかなと思いました。

もちろん、友達もそうしてくれるでしょう。

けれど、

24時間365日、自分の側にいて暖かく見守ってくれるかといえば

そうではありません。友達にも友達の生活があります。

一時のぬくもりはもらえても、ず~とではないですよね。

 

けれど、夫やら妻やらは違う

結婚していれば同じ家にいて、常に気遣うことができる。

彼氏や彼女なら、気にかけてくれる密度が違う。

 

自分を安心させてくれる存在として彼氏や配偶者を人は求めるのでしょうね。。。。。

 

となると、夫婦でいる意味や彼氏を持つ意味は

「安心感を与えあえること」

蚊と思います。

 

逆に言えば、お互いそうでなければ、いいパートナーシップは築けないということだと思う。

 

最後にまとめ

よいパートナーシップを築くためには

①お互いに精神的、経済的な自立をしていること

②お互いに安心感を与えられる存在であること

と結論づけておきます。

 

大学生女子も、きっと、このことに気付く時がくるのかな?楽しみです。