自分さえ追 いつめる「きちんとしなきゃ」の女の意識 | あなたが幸せで在りますように

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みなさん、こんにちは。心理カウンセラーの佐織です。

さて、先日、こんな記事を見つけました。

 

【「家事をきちんと」日本人を悩ませる呪縛】

几帳な日本人を揶揄する記事かな~とも思ったのですが、

内容を読んでみたら全く違い、これは「ダメ亭主を作り出してしまう女への警鐘」でした。

離婚を考え始めるきっかけに夫が家事や育児に非協力的なことの不満があるのですが、

記事を読んで行くとそういう夫を生み出しているのは、若干女の責任でもあるのかな~

と思いまいした。特に几帳面で完璧で理想を追い求める傾向のある女性は注意だな~と感じました。

何でも完璧にしなきゃ~と自分を追い込んでしまいがちな貴女に是非読んでいただきたいので

私の感想も含めてご紹介しますね。

 

さて、まずこの記事の出だしにそうだな~と思うところがありました。

貴女はどうですか?

多くの日本人が、丁寧な暮らしや、家事をきちんとこなすこと、配慮の行き届いた子育てをすることを理想としている。しかし、日本人の「完璧に家事をこなそうとする姿勢」や、「手づくりなもの」への礼賛、断捨離やミニマリズムの流行は、世の母親たちへの見えない圧力になっている。日本人の「家事の当たり前」は、海外の人には異様に映る。なぜ日本では男性の家事参加が進まないのか

完璧に家事をこなそうとか、手作りしなきゃ、断舎利しなきゃ!と思うママさん少なくないと思います。

その思いを生むのは、こういうことができるママがよいママであり、主婦であり、奥さんだという世の風潮がいけないんでしょうね・・・。

けどね、その風潮は沢山の人の思い込みによってつくられているのかもしれないと思った。

その思い込みは男は外で仕事をすることが大事。女性が家事をきちんとしなきゃと思い込んでいること。

これらは世界から見ておかしいいことらしいですよ。

記事にはこんなことが書いてありましたよ。

 

日本の男性の家事時間は、経済大国5カ国の中では、断トツの最下位。OECD(経済協力開発機構)加盟国平均の半分にも満たない。中国、韓国などの東アジア諸国は、女性の家事負担率が高い傾向はあるが、日本は中国に10ポイント以上の差をつけられている。日本の男性の家事参加率の低さを考えるうえで見過ごせないのが、女性側の家事に対する意識だ。2013年に三菱総合研究所が実施した「少子高齢社会等調査検討事業(若者の意識調査編)」が、男女の意識の差を明らかにしている。

 

女性側の家事に対する意識として注目したいのは、専業主婦になりたいと思う女性の意識でした。

なぜ、専業主婦になりたいと思うか?」という質問(複数回答)については、男性・女性全体の61.4%が「女性には家事や子育てなど、仕事をするよりもやるべきことがあると思うから」と答えている。「夫がしっかり働けるようにサポートするのが妻の役目だから」という人も3割ほどいる。

 つまり、夫は夫で残業で忙しい。その一方で、妻は妻で、家事をして夫の稼ぎを支えるのが自分の役割だ、と思っているという現実が、「世界一家事をしない夫」を作り出している日本社会の根底にある。

 専業主婦になって「仕事よりもするべきこと」が、具体的にどのようなものかという1つの理想型に「丁寧な暮らし」がある。「毎朝丁寧に掃除する」「完璧な朝食を出す」「靴はしっかり磨く」「部屋はいつもキレイ」……などである。

 

どう?生真面目なあなたもこんな風に思っていませんか?

これはお手伝いさんがいた家が原点なんですってよ。じゃあ。それはなかなか今の日本では無理ですよね。

それに昔は温かい朝ごはんや何品ものおかずなんてのも当たり前じゃなかったのですって。

世界ではね、手作りを毎日するなんてことは全くナンセンスらしいですよ爆  笑

 

そうか、日本がおかしいのか~~!!!と分かると私ごとですが、とても気分が楽になりました。

実はね、私、こう見えても、生真面目なところがありまして、完ぺきな主婦やママを目指していました。

というのも、私の母は共働きで忙しくて、料理は苦手、洒落た料理は一切できず、

夕飯のおかずは買ってきた惣菜が多かったです。片づけも苦手

見えないところに突っ込んで生活スペースを綺麗に見せるタイプでした。

そんな母をみていて、自分はなんでもできるようになろうと思い

実際にお菓子作りから、料理、整理整頓なんでも、できるようになりました。

整理においては整理収納アドバイザー1級までとりましたよウインク

そして、専業主婦になった時には毎日全部屋の掃除、洗濯、手料理をしていました。

なかなか完璧だったと思います。亭主はゴミ捨て、気が向いた時に何か手伝う

自分が作りたい料理をするだけでした。

ま、男はそれくらいが当たり前だと思っていましたし、働いてもらっているのだから仕方がないという思いもありました。

しかし、完ぺきは働きだすようになってからは無理でした。

特に離婚し、フルタイムで18時まで働きだしたら、もう無理、むり、むり~~笑い泣き

掃除は1週間に1~2回。洗濯は3日に1回、お母さん、ズボンないよ~と言われることも度々。

食器洗いは1日1回まとめてやり、週2日はコンビニ弁当も常です笑い泣き
こんな自分になってしまったこと、ダメな母親だとかなり自己嫌悪でしたが、

けど、記事を読み世界的には日本が変だと分かり、とっても自分が楽ちんな気持ちになりました。

 

 

心理カウンセリングの中でも自分の固まった思い込みや考えを他の考えがないかを見つけ出して

他の世界を知ってもらうことで悩みを解決していく方法があります。

この記事を読むことでそれができるな~と思いました。

(記事の解釈の仕方は人それぞれなのでよかったら一読されてはいかがでしょうか)

完璧にしなきゃ!!いいママにならなきゃ!よい妻にならなきゃ!!

そういった思い込みが自分自身を苦しめる結果になるのですよね。

そして、そうしてしまうから、男は大丈夫だと思いこみ手伝わないことがふえていく。

やり過ぎはダメンズを作り出すのですよね。

で、それを作り出しているのは自分かもしれないのに、切羽詰ると相手が悪いになってしまう。

そして、離婚することも・・・・。

そうならないためにも、まずはきちんとしなきゃ!をやめてみるといいですよね。

止めたいけれど、やめられないのよ~

という方、心理的に何か抱えているのではないでしょうか?

一度自分の内面を覗きにいらっしゃいませんか?

 

今年はゆるゆると参りましょう。

佐織より