こんにちは。離婚、育児、人間関係の悩み☆女性専門心理カウンセラー佐織です。さて、知っている人も多いと思いますが、私は2度離婚しています( ̄▽ ̄)。一度目の離婚の時には子供はいたものの、天国に逝った後でしたので、実際には一人身で実家に帰りました。
二度目の離婚の時には4歳の息子が一緒でした。
私は一度子供を亡くしているので、子供と別れるのは絶対にいやだ!!という思いから、離婚する時にはこの子は絶対に私が連れて出る!そう決めていました。だから、離婚する少し前からパートに出て稼ぎを確保し、アパートも借りて自立できることを立証しました。そして、実行。あれから4年半くらい経ちました・・・。
現在、私は息子はそこそこに暮らせています。お互いに助け合い、励まし合いながら、一致団結し、2人きりの家族を大切にし仲良くくらしています。
子連れで離婚というとまだ時々「子供がかわいそう」という人もいますよね。
あなたはどう思いますか?私は全然、そうは思いません。
なぜなら、子供は親を見て育つと信じているからです。
親が別れたことに対して前向きであり、キラキラしていたら子供だって、ああ、離婚は悪い事じゃないんだ。と思ってくれると信じています。逆に、離婚したことを後悔したり、1人でやって行く大変さを嘆いてばかりいて、不自由な思いをさせてしまってこの子に申し訳ない。と思い続けていれば子供は何かうまく行かないことがあった時に、「親が別れたせいで自分は不幸だ」と思ってしまうかもしれません。
子どもは親の影響を小さい頃にはとても強く受けます。どういう影響を与えるかは親しだいなのです。
離婚してから私にももちろん苦しい状況の時がありました。
パート収入の手取りは8万ほど。養育費があったからまだよかったですが、
お金には本当に苦労しました。年金は払えないし、家賃5万を払えば残りは数万円。子供を外食に連れて行ってあげることもできず、時々行ったとしても、二人で食べると高くつくから私はいつもドリンクだけでした。
「お母さんは食べないの?」と聞かれ、お腹がいっぱいなのと答えることがとってみじめでした。2年前、多分、人並みのことはしてあげられてなかったのじゃないかと思います。こういうことも事柄だけ切り取ったら確かに可哀そうで不幸な状況に子供はあったのかもしれません。けどね、実際はそんなことないのですよ。確かに贅沢はできなかったけれど、その分、二人でいることを大事にしてきました。そして、何よりも、私は決して離婚を後悔するようなことは言いませんでした。どんなに苦しい状況下でも「お母さんは負けないよ」「沢山稼いで、おいしいもの食べさせてあげるからね」「お前といれば大丈夫」「二人で頑張っていこうね」「お母さんにはお前がいる!お前にはお母さんがいる。最強だね」そんな言葉をかけて育ててきました。その言葉は彼の中では大きく育ってくれているように感じます。
物質的な貧乏時代はありましたが、心は豊かに育ってくれたと思います。
(嫌な人と暮らす母親のストレスがないこともよいことでした)
息子を見ていると、決して不幸ではありません。父親とも会えているからということもあるからかもしれませんが、私がいて、じいちゃんがいて、婆ちゃんがいて、家族があって、テレビが見られて、マンガが読めて、ごはんが食べられる。そして、今は外食も好きな時に好きな物を食べさせてもらえ、お母さんも頼める。そんな暮らしを幸せと言ってくれています。
私も頑張ってきた甲斐があったのかなと感じます。
最期にもう一度、いいますね。
離婚が子供を不幸にするかしないかは親しだいです。
離婚という出来事は子供を不幸にする原因にはなりません。
その後親がどういうことを言い、どういう態度をとり、どう行動しているか
それが子供にどう映るかで子供が自分を不幸に感じるか、そうでないかが分かれるのです。どうぞ、凛としていてください。
佐織より