子どもが障害児と嘆くことなかれ | あなたが幸せで在りますように

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人と違う個性を輝かせて、自分も人も許し愛し、せっかく生まれて来たこの人生を幸せに生きていけるように応援しています。

こんにちは。
離婚、育児、人間関係相談、心理カウンセラーの佐織です。

何度か書かせていただいてますが、私は障害を持った子の親です。2度の結婚でそれぞれ一人づつ子供を授かりました。その子らが程度は違えど、現社会では「障害」ありと言われる子です。

 

1人は現在天国で13歳。先天性の脳障害。「滑脳症(かつのうしょう)」という大脳にしわがない状態で生まれてきました。大脳にしわがなく、右と左の脳の神経伝達をしている脳梁(のうりょう)という部分もないと言われたり、体の硬縮があちこちにあったり、正常な発達が望めないと言われ寝たきりでした。一般の歩ける子や話せる子、1人で食べられる子、外で何も気にせず過ごせる子とは全く違う生活をする子でした。この子を産んだ時、正直、打ちのめされました。

だって10か月、何も知らずにいて、産んだ時に初めて衝撃の事実を知り、

今まで「普通」に考えていた子供との暮らしが一切できないと分かったのですのもの。あまりにも突然で衝撃的過ぎて本当に、絶望的な気持ちになりました。けどね、、、、、この子と暮らした2年8ヵ月の間に絶望は全くなくなりましたそれはね、いい意味で諦められたからです。他と比べることをやめ、この子をしっかりと見て、この子に合わせた育児をしよう。この子のできることをサポートしよう。親の期待や、エゴは捨てて、親の為の子育てではなく、この子に幸せを感じてもらえるサポートをしようと思えたからです。そもそも諦めとは仏教の考えではとても利口な悟りに近い状態だと言われているそうなので、いいことなわけです。諦めたことで、私は本来の子供の姿と自分のエゴを見つめることができたのだと思います。

 

■多くの人が知らない、諦めるの本当の意味■

http://toyokeizai.net/articles/-/154783

 

この境地になるのに、一番大事なことは

「親側の気持ちを切り替えること」だと私は思います。

子どもを変えるのではなく、親が変わらなければなりません。

生まれてきた子には全く罪はありません。

生まれてきてくれた子には初め不幸だとか、不自由だとか、悲しいとか、苦しいとか、そういう気持ちは全くないのです。その気持ちを植え付けてしまうのは親です。親がこの子は他と違う、自分は幸せじゃない!という思いがあり続けると子供にも伝わり、子供にそれらの感情が植えつけられます。

これはどんな子でも同じです。

親の気持ち一つで子供の幸福度はかなり変わります。だから子供が障害をもっていたとしても、親の考え、気持ちの切り替えができれば、その子はあなたたちにとっては障害者でもなんでもない、大切な子になるのではないかと思います。そもそも障害って、「この社会で暮らすには不自由な状態を持っている」ということを現す言葉で、子どもが病気だとか、おかしいとか、かわいそうだとか、そういうことを判断する現言葉ではないのですよね。

おかしくも何ともない。そのことを子供にかんじさせてあげるには、

親の考えが、捉え方、自分達の偏見をすてなければなのです。
けどね、親の何ともやるせない気持ちは心底分かりますよ。

私も苦しんで、苦しんで、やっと、「個」と生きる、個性を伸ばすということが分かった立場だから。色々と諦めたり、世間の目に傷ついたりするその気持ち、分かる。けど、そこを乗り越えて欲しいと思うの。
だってさ、そうでなきゃ、自分の人生も不幸って思っちゃうじゃない。

子どもや自分をかわいそうな人って思いたくないでしょ?

自分の人生も、こどもの人生も、ああ、これはこれで幸せなんだとおもいたいでしょ?ありのままを見つめ、自分の気持ちを新たに入れ替えて行くことができたなら、それは可能なんだよ。苦しい気持ちは私に聴かせてください。
気持を吐き出すだけでも、楽になります。

 

 

さ、そして、二度目の結婚で授かった子は

俗にADHDという発達障害みたいです。小さい頃からちょっと他と違うのかな???と感じてましたが、幼稚園では全く問題なかったので

放置していて、小学校になってとても不都合が多く、診断してもらいました。それが分かった時はまた、脳障害ですか~~( ̄▽ ̄)
という程度の受け取り方でしたね。

長男の時に比べたら、全然問題なしの子に見えるので、私としては

ああ、長男の時と同じで、この子にあった方法で支援していけばいいのね、、と思うのでした。子供が病気と言われたわけではなく、

ただ、落ち着きづらい、気が散りやすい、場にそぐわない発言をしやすい、それに伴い、ケアレスミスが多い怪我や事故に遭いやすい、人間関係を構築しづらいそういう特徴や危険があるということが分かっただけのこと。それだけのことです

子供の特徴を現すだけのことなのです。
ただ、親が良くても、周りがね~~~~

学校とやり取りすることが正直大変だと感じることが多いです(汗)
今年になってからは友愛支援室の先生と合わなくて、何度も校長と話し合い。大変だけれど、子供への支援ですので、頑張りますよ~。だって、子供に世の中、案外いいかもしれない。と思ってもらいたいからね。障害と言われる部分をどうフオローしていくかを考えサポートしていけばそう思ってもらえると思うんだ。

あなたも、本当はそう思うんじゃないかな?

さ、今日もなんとか笑顔でやっていきましょうね。

(母子2人でドタバタ頑張ってます)

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(代表は信頼できる方です。私も沢山たすけてもらいました)

http://www5e.biglobe.ne.jp/~kasha_1/oshirase.htm

 

佐織より