っていますよね。
どんな時に言っているかというと
だいたいは
言った方から見て
いつもとても物事をまじめにとらえて、真摯に真剣に事を進めている人で
端から見ている十分な働きをしていると見える
けれど、本人はそういった思いはなく
まだまだ自分はやるべきことをしていない!
と満足していない状態の人
その状態をみてこれはやばいかも!
と感じた時や、そういった人が相談に来た時に
言っているのではないでしょうか?
そして
こう発言する気持ちとしては
励まの気持ちだし
その人を認めているよ
という気持なんですよね。
けど、ほら、こんな体験はないですか?
こう声をかけたはいいけれど、
相手はとても不機嫌になってしまったり、
とても妙な顔になったり
納得のいかない表情だったり・・・・・
実はね、がんばらなくていいんだよ
っていうことはね、言われた方にとったら自分のことを否定されているよな感覚になるのです。
そして、こう声をかけたくなる
鬼気せまるような雰囲気の人は
まずもって
まったくと言って自分が頑張っているという感覚や意識はありません。
だから
「この人なにいっているんだろ?」
と思っています。
私もこういわれることが多かったので分かりますが、
当たり前にしていることは
がんばっているという感覚にはならないのですよね。
そして、少しでも頑張っているという意識がある人に対して
頑張らなくてもいいと言ってしまうことは
その人の行いを否定することになるので、
気分を害させてしまいます。
カウンセリングをしているとこういうズレで人間関係が崩れていくとことも聞きます。
だからね、
気を付けて欲しいのです。
そんなに頑張らなくていいんだよ
と言う言葉
その人の状況をよく見て感じて発してほしいなと思うのです。
優しい気持ちから出た言葉でも
相手にまっすぐに伝わなければ意味がありません。
声をかけたくなるくらいなんだか大変そうに感じたなら
頑張らなくてもいいんだよ
ではなく
いつも一生懸命だね。
一人で大変そうにみえるのだけれど、何か手伝おうか?
など、相手の立場を思いやる言葉を探して
発言してみてください。
ね、
その方が優しさにあふれた言葉だと思わない?
以上心理カウンセラー佐織でした。