こんばんは。早織です。
みなさんは、乙武さんをご存知ですか?
先日、乙武さんの本を購入し家に持ち込んだ時4歳の息子がこう言いました。
(こちらの本↓)

「この人、手がない~~!!」
と。
それを受けて私はこう返しました
「そうだね~。けどね、この人、ものすごくすごい人なんだよ~」
「色々とできちゃうんだよ。」
「この車椅子でどこでも行けるんだよ。手も先はないけれど、自分で動けるんだよ」
「お友達もたくさんいるし、えらい人なんだよ~」
すると、息子は
私の言ったことを理解した様子で、たどたどしい口ぶりながら
今私が言ったことばを繰り返していました。
そして、今日。
また本の表紙を見ると
今度はひとことだけ
「この人すげ~~人なんだよ」
と逆に私に教えくれました
子どもに何かを伝えるときは
確実にその親の価値観が繁栄されるんだな~と
改めて感じた出来事でした。
そして、できることなら、偏見という色眼鏡を多くの人が外してくれるといいな~と
思いました。
乙武さんは私の人生観を変えてくれた人。
「五体不満足」が出版された時、それを読み乙武さんを知った衝撃と感動は今でも
忘れられません。。
もう数十年前のこと。
どんな状態であれ、方法と理解者と自分の考えをしっかり持てば生きていける
それを本という媒体でしたが、
初めて私に教えてくれた人でした。
乙武さんの存在を知っていたから、天国の息子に障害があるとわかった時も
すんなり、受け入れられことは間違いないです。
(そして、その彼を育てたおかか様もすごい方だな~と尊敬しています)
私はこの子に「世の中には色々な人がいる。」と知ってほしいし、
「どんな人であろうと、分け隔てなく付き合っていける子になってほしいと
おもっています。小さいころから
障がいを持っている人達のことを時々話題にしたり、簡単な手話を少し教えたりしています。
(手話は案外面白いみたいで一緒にやってくれます。)
今回、大切なことを伝えるのに、また乙武さんがかかってくれたこと
を勝手ながらとてもありがたく感じたのでした。
皆さんは、発信者となった時、
+の価値観を伝えていますか?
それとも、マイナスの価値観を伝えていますか?
どちらでしょうか?