こんにちは
トレーナーの菅原です
だんだんと空気が冷えるようになりましたねぇ〜。
最近はやたらとお腹が空いてしまい、
ついついコンビニで食べ物を買ってしまうので出費が多くなってきました
これも秋の仕業でしょうか
少しは出費を抑えないとっ
身体にもお財布にも良くないですね
さてさて、本題です。
最近では、肥満している人がお腹を凹ませるのに
腹筋運動をやってもほとんど意味がない、などと言われているようです
衝撃的ですね
こんなにきついのに・・・
これまたどうしたことか
このお話は賛否両論あるので絶対的なものではないですが、私の経験的な部分も踏まえての考えをお伝えします。
では、なぜそのように言われているのか
下っ腹の出たポッコリお腹の問題は腹部にくっ付いた脂肪です。
腹筋運動で消費されるエネルギーはわずかなので、腹筋運動によって体脂肪が目に見えて減ることは基本ない、と考えられます
最近よく耳にする「部分痩せ」、
これも基本は出来ないとされています
エネルギーが消費されて体脂肪が減る時には全身の体脂肪が減ります。
なので、腹筋運動でお腹の体脂肪が減ったり、走ったから脚の脂肪が減るという現象は起きないとされています。
受付のASUKAは元からお腹は出ていませんが・・・
さっきの話を踏まえて
またお腹を凹ませる話に戻ると、
どうすれば凹ませることが出来るのでしょうか
私は以下の2点を考えます。
①消費エネルギーを多くして、全身の体脂肪を落とすことで結果的にお腹を凹ませる。
②腹部を細くするための筋肉(腹横筋)を働きやすくする。
①に対しては特に下半身などの大きな筋肉を使うようなトレーニング、体重を支えて行うトレーニングなどをお勧めします
ドロップランジ
②に関しては運動開始前に行うコンディショニングが大事になります。
お腹を細める腹筋運動。
腹横筋はこのような感じで身体にあります。
↓
腹横筋も腹筋とされていますが、実は背中にもくっ付いています。お腹を腹巻のように覆った筋肉です
この筋肉は通常、無意識で働いてほしい筋肉なんですが、サボりやすい筋肉でもあります。
日常から上手くこの部分が働きながら身体が動いていれば、お腹は必ず凹みます
どうすりゃ、腹横筋がサボらなくなるのか、働きやすくなるのか、
大事なのは「呼吸」です。
呼吸は1日に約2万回しているそうです。
細かい筋肉の名前は省きますが、呼吸にも筋肉が必要です。
腹横筋を含め、呼吸で働く筋肉は
身体の姿勢を保つ筋肉と同じ筋肉とされています。
つまり、より上手な呼吸を行えれば、姿勢もよくなり、お腹も凹んじゃう訳です
1日2万回も呼吸をしているので、これが改善されれば絶対に身体は変わってきます
普段、無意識で行っている呼吸ですが、コンディショニングで呼吸を行う時には、
ちょっとした意識をしながら行いますよ~
アローの会員様の中にはやったことのある人もいると思います
チョコっとだけご紹介。
胸式呼吸
↓
写真では見えやすいように手を横に置いていますが、
肋骨に手の平を置いて、息を吸ったときに肋骨が縦横に広がるイメージ。
腹式呼吸
↓
こちらも見えるように写真では手を横に置いていますが、
骨盤の出っ張りの内側に指を置いて、息を吐く時にお腹を凹ませつつ、指を置いたところが硬くなるイメージ。
骨盤の出っ張りはこの辺りですよ~
腹横筋上部呼吸
↓
腹式呼吸で締めた下腹部を保ちつつ、胸で呼吸をするイメージ。
これらを行うことで呼吸に必要な横隔膜も上手に動けるようになるので、運動中に呼吸が浅くなったり、姿勢が崩れたりというものが起こりにくくなります。
これらは身体を疲れにくくさせるので、アスリートであれば、スポーツパフォーマンスの向上なんかにも繋がってきます。
以上のように①、②の点を意識したトレーニングを行うと、効果が出ていない方の助けになるかなぁ~と思います。
ただし、
勘違いしたくないのは、腹筋運動はいらないものではなく、必ず必要だと私は考えます。
お腹を凹ますことに重点をおいて最短距離で目標を目指すのであれば、優先するのは①、②ですが・・・
長期的な目線で見ると、やはり必要だと思います。
筋肉量が多い方がちょっとの脂肪が表面上に見えにくくなるので、シルエットはとてもきれいに見えてきます
なので、もし今、一生懸命腹筋運動やっている方がいたら、是非続けてみてください。
そして全身運動や呼吸などのコンディショニングも意識してみてくださいね
必ず効果が表れますよ~
トレーニングスペースアローでは理学療法士の免許を持つトレーナーが、マンツーマンで会員様それぞれの目的に合わせてプランを立て、トレーニングやコンディショニングを行っています。
体験も随時募集しています。
ご興味持っていただいた方は是非一度お越し頂ければと思います
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理学療法士トレーナー 菅原