ネットで関先生 | (新)昭和35年生まれのアニメファンのブログ

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 昭和35(1960)年生まれのアニメファンのブログです。
 60過ぎの独身男がいまだにアニメが好きで、
「キュアマリンは俺の嫁~」とか言ってるのは見苦しいと思いますが、
自分でも人としてダメダメだということは自覚しているので
見逃していただければ幸いです(苦笑)。

 東映アニメーション株主限定のオンラインイベントを
視聴しました。

①「全プリキュア展」横浜紹介映像
 貧乏性の私は有料のイベントはAnime Japanくらいしか
行かないので「全プリキュア展」も行ってませんが、
昨年末の内覧会の映像で雰囲気がわかって良かったです。

 キュアマジェスティが揃って78人の立像が展示された
のは横浜が初めてだったそうです。
今プリキュアは80人ですが、いつ82人になるのかな?

②デジモン・おジャ魔女どれみ25周年記念
関プロデューサースペシャルインタビュー
 関弘美プロデューサーは子供の時に
『狼少年ケン』の枕を使っていたそうで、
世代的に共感できました。
ちょっとだけ関先生の方が年上ですけど…

『おジャ魔女どれみ』がどうしてこの頭身なのか?
3頭身半のキャラクターは大抵の子供の体型に近く、
見ている子供たちが自分の友だちとか仲間として
共感を持って見てくれると思ったから、
当時作ってるスタッフの小学生の時の思い出と
番組を見ている子供の小学生活とでは違いもあったが
簡単なアンケートに協力してくれた子供たちの
答えを見たら私たちの時代と変わらない、
時代が変わっても子供の経験や感受性は
変わらない普遍的なものだと今でも思っている、
『デジモンアドベンチャー』はターゲット層が
『どれみ』よりちょっと年上で、
『どれみ』は3~8歳の子供向けだが
『デジモン』は10~12歳の男の子をターゲットにし、
子供の成長とモンスターの進化を
上手くシンクロできるような形に作品を考えた、
魔法やモンスターの要素は話の中の5~10%でいいと
考えていて、残りの90%は見ている子供が
感情移入しやすいリアルにあると思っている、
25年経ってもファンでいてくれる方々は
自分が言いたいことを代弁してるキャラクターや
あたしと同じ悩みだと思ったキャラクターが好きだから

ファンを続けている方が多いと実感している

とおっしゃっていました。

 来週の土曜、Anime Japanで『どれみ』の新作映像
を公開するそうで、有明に行く楽しみが増えました。

③東映動画の歴史
~当社初のテレビ作品「狼少年ケン」とは~
 月岡貞夫さんが『狼少年ケン』放映開始時のことを
お話してくれました。

 イメージとして作ってくれと言われたのが
その後ずっと使われたオープニング、
シナリオも無いうちから、絵コンテを描いて
最初の3本くらいはシナリオが無い、
手塚先生もそういうやり方で
『鉄腕アトム』もシナリオが無く絵コンテが先にできて
絵コンテを見てライターがシナリオにした、
一番大きいコンセプトは『ウケる』こと
…等のお話があり、大変興味深かったです。