2020.11「ディセンダント」 | ひとかけらの勇気

ひとかけらの勇気

ミュージカル、宝塚、ディズニー、旅行が好きです。
観劇の感想を中心に。
好きな演目はエリザベート、ロミジュリ。
好きな俳優さんは花總まりさん、田代万里生さん、咲妃みゆさんなどです。
2018年以前は若かりし頃なので触れないでください(笑)

 

私をよく知る知り合い2名に

「本当に大好きだと思うから見て」

と言われ続けて、そこまで言うなら見るかと見てみました。

人に勧められたら、逆にあまり見なくなるやつ。

人には強く勧めるのにね。

 

2015年

「DESCENDANTS(ディセンダント)」

 

 

●ストーリー

「ディズニーのヴィランズやプリンセスに息子、娘がいたら」という設定。

ヴィランズはロスト島に閉じ込められていてバリアにてオラドン王国の本土には近寄ることができないようにしている。

主役はマレフィセントの娘のマル。本土にあるオラドン高校のベルとビーストの息子のベンの計らいでヴィランズの子どもたちが留学生として招待される。それがイヴィ(白雪姫の継母イーヴィルクイーンの娘)、ジェイ(アラジンのジャファーの息子)、カルロス(100匹わんちゃんのクルエラの息子)

「悪こそかっこいい」と育てられてきた4人のオラドン高校でのお話。

 

ミュージカル映画なので歌ありダンスありです。

 

●感想

ディズニー好きであればかなり楽しめる内容。

1で出てくるのがベル、ビーストの息子、フェアリーゴッドマザーの娘、ムーランの娘、シンデレラとチャーミングの息子、オーロラの娘、白雪姫のおとぼけの息子。

この作品を超えてのゴチャ感が良い。

それにどのキャラクターも親を誇りに思っていて、自分から「〇〇の娘だから(ドヤ)」が多い。だから非常にわかりやすいし、どのキャラクターも根はその親キャラクターと変わらない。

だけど

「悪い親から生まれたからと言って同じとは限らない」

これがテーマ。

 

なんだけど、ゆくゆく見ていたらヴィランズの子たちよりもオラドンの子(主にオーロラの娘オードリーとシンデレラの息子のチャド)のほうがよっぽど性格が悪い。「良い(他に適切な表現が見つからなかった)親から生まれたからと言って同じとは限らない」というのもわかってほしいよね。オラドンの子たちは。

 

個人的には白雪姫のおとぼけの息子のダグが好きです。

この映画のなかで一番性格が良いのはダグかななんて思いました。

しかもダンスキレキレ。

おとぼけに似て(?)ボーッとしていそうだからこそギャップね。

 

歌やダンスシーンはハイスクールミュージカルのような印象。

台詞のシーンは日本語ですが、歌は英語です。

良かったのが池?のシーンのマルの歌と親を迎えるファミリーデイの最初。

マルの歌はもうこれぞミュージカルですという歌い上げ。

ファミリーデイは若干ラップのビーアワゲスト。

 

最後のシーンのダンスパーティも良かったかな。