先週金曜から日本でも配信されたポケモンＧＯの波及効果の期待で、任天堂やその関連の銘柄が上昇しました。
株式市場ではポケモノミクスと騒がれていました。
しかし、本命は今月バーナンキ元ＦＲＢ議長が来日し、ヘリコプターマネーへの言及があったり、昨日永久債や５０年債の話が出たことによる期待感によるここ数日の株高・円安でした。
消費増税延期の時のように、正当性を持たせるため、米国から著名人を呼ぶという一つの戦略で今回もその再来で、さらなる金融緩和やヘリマネなどへの期待感が膨らみました。
しかし、現状の世界経済の不透明さを考えれば金融緩和の効果も小さく、すぐにリスク回避の円買い・株売りの元サヤに収まる可能性が高いです。
日銀金融政策決定会合は今日明日行われ、明日の昼頃に黒田総裁の会見があります。
何もなければ、円高・株安に触れる可能性が高いですが、サプライズがあれば２０１４年の金融緩和のような円安・株高に一時的に動く可能性があります。
※当ブログは、金融商品その他を勧誘する目的ではなく、金融商品の販売は行いません。投資その他にかかる決定はご自身の判断でしていただきますようよろしくお願いします。
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