学資保険 元本割れ返還へ (朝日新聞デジタル)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131028-00000006-asahi-soci
子どもが生まれれば、学資保険に入らなくてはならないと考えている人は多いでしょう。
特に郵便局の学資保険は安心と思っている方が多いと思います。
学資保険は、積み立て貯蓄と親や子供の死亡と病気やケガに備えた保障の両面を兼ね備えた保険です。養老保険に似た保険です。
最近ではN生命の学資保険は、返礼率110%以上というのを大々的に宣伝しています。
積み立ての貯蓄という部分では、子どもが18歳になるまで保険料を払い続け、子どもが5歳・10歳、小学校・中学校・高校・大学に入学する際に祝い金として満期保険金を受け取るタイプが多いです。
しかし、一見夢のような保険に見えますが、満期返礼率が元本割れ(保険金が保険料を下回る)というケースが多く、保険外交員の説明不足によるトラブルが後を絶ちません。それが今回の判決が今後、学資保険に大きな影響を与えることになりそうです。
学資保険は、一度加入すると解約返戻金が大きく下がってしまい、解約しづらい保険でもあります。
返礼率の110%という運用も、子どもの大学卒業時の率なので、22年間で元本が10%増えるだけの話です。
つまり年率、0.4%~0.5%ぐらいなので、定期預金と個人向け国債での運用と大して変わらないのです。例えば、保険料が200万で、満期保険金が220万円なら、元本200万円の3%複利の運用でわずか3~4年で回収できてしまう計算です。
保障の面でもすでに入っている生命保険と重なっている人も多く、過剰な保障になっているケースも考えられます。子育て・住宅ローンと一番お金の必要な時期に無理してまで学資保険に加入することは、逆にリスクです。大学資金などは運用で用意して、住宅ローンの繰り上げ返済のために積み立てる方が有効なケースもあります。
「子どもができたからまず学資保険」というような安易な選択はしない方がいいでしょう。